ソフトバンク・前田悠伍投手、ウエスタン・リーグで無失点の好投を記録

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福岡ソフトバンクホークスの若手左腕、前田悠伍投手(19歳)が、7日のウエスタン・リーグの阪神戦に先発登板し、5回を83球で4安打を許しながら無失点という素晴らしい成績を残しました

ウエスタン・リーグとは、プロ野球の二軍選手が競い合うリーグのことで、選手の実力や将来性を試す重要な場となります

試合の振り返り

前田は、先発としての役割を果たしましたが、本調子ではない状態ながらも投球を展開

前回の登板では、地方球場のマウンドに慣れない影響で、投球フォームに若干のズレが生じており、「キャッチボールから『もうひとつ』というのが続いていた」と自らの状態を振り返りました

このような中でも、毎回走者を背負う場面があったものの、得点を許すことはありませんでした

経験から学ぶ

試合中の難しい状況を克服できたことに対し、前田は「得点圏になった時にミスなく投げられた

バランスよく投げられないとこういう形になるというのは改めて気づけた」と感想を述べ、試合経験を成長の糧とする姿勢を見せました

実戦復帰後の成績

4月中旬から約1か月間の肉体強化を目的に実戦登板を離れていた前田ですが、先月7日に実戦に復帰し、その後は5試合登板で22回2/3を無失点(ノーゲームを含む)という圧倒的な成績を残しています

未来への展望
前田は「それは結果なので、あまり気にしていない

1人1人の打者に対して全力で丁寧に投げることを考えて、その結果がゼロに結びついていると思う」と冷静に振り返り、常に結果に対するプレッシャーを感じながらも、目標へ向かって着実に進んでいることを示しています

今季の一軍の舞台が近づいていることを感じており、「一軍で投げるっていうのは常に意識している

いつ呼ばれたとしてもいい投球ができるように、常に練習から準備してやっていきたい」と力強く語りました

注目の若手選手である前田悠伍選手の成長が、今後のホークスの戦力に大きな影響を与えることは間違いありません。若手選手が一軍に昇格するためには、こうした貴重な経験が必要です。
キーワード解説

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