今季の交流戦初登板を控える巨人の戸郷翔征投手が、7日の練習後に翌日の登板へ向けて意気込みを語りました
戸郷投手は「オールスターや侍ジャパンで会った選手たちに挨拶できる楽しみな機会」と語り、交流戦への期待感を示しました
今シーズン、巨人のエースとしてさらなる飛躍が期待されている戸郷投手ですが、ここまでの成績は8試合で1勝4敗、防御率は5.68と苦しい状況にあります
特に4月には登録抹消を経験し、厳しいシーズンを送っています
前回の中日戦(1日、バンテリンドーム)では、6回途中で被安打9、四死球3ながら1失点に抑え、粘りの投球を見せたものの、自身には勝ち負けがつきませんでした
今季の交流戦初登板となる戸郷投手は、「投げる中で気づかされる部分もあるので、いい交流戦になればと思っています」と述べ、普段対戦しないパ・リーグの打者たちに対して新たな気持ちで臨む姿勢を示しています
また、決め球であるフォークの精度向上にも取り組んでおり、「しっかりと強化に取り組んできました」と話しました
さらに、亡くなった長嶋茂雄終身名誉監督についても触れ、「偉大な方でしたし、何度も球場に足を運んでいただき、話したりもしたので、本当に悲しい連絡でした
長嶋さんのためにしっかりやれることをやりたい」と思いを語る姿が見られました
戸郷投手の今季の成績は厳しいものがありますが、交流戦を通じて新しい挑戦をする姿勢は非常に前向きで印象的です。特に、普段対戦しないパ・リーグの打者たちとの対戦を楽しみにする姿勢は、彼の成長につながるでしょう。また、長嶋茂雄氏への想いも併せて語ることで、彼の人間性や精神も垣間見えました。
キーワード解説
- 防御率とは?:投手の投球成績の一つで、与えた自責点を投球イニングで割った数字で表され、低いほど良い投手とされる指標です。
- 決め球とは?:試合の重要な局面において、相手打者に対して特に効果的な球種のことを指します。これは投手が自身の強さを発揮するために使用します。

