巨人、長嶋茂雄氏追悼の勝利を挙げる

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<日本生命セ・パ交流戦:巨人2-0楽天>◇7日◇東京ドーム 巨人が長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去した後、初の勝利を収めた

前日までチームは今季ワーストの5連敗を喫していたが、ミスターが愛した本拠地東京ドームで、彼への弔い星を挙げた

試合開始前、阿部慎之助監督(46)は「勝っていいとこを見せよう」と選手に語り掛けていた

前日の敗戦後には「1つ勝つのは難しいよ」とファンの声があるかのように話していたが、試合の翌日、選手たちはその期待に応えた

彼は「ホッとしちゃいけないんだけど、連敗を止められたのは良いステップにしてほしい

まだこれからだ」と述べた

試合の流れは5回まで静かだったが、6回に一気に変わった

打線が息を吹き返したのは、2死から5番の増田陸内野手(24)が左翼席へ先制のソロホームランを放った

これが20イニングぶりの得点であり、試合の流れを変えた

さらに続いて代打出場した丸佳浩外野手(36)が右翼席へ2者連続となるソロ本塁打を放ち、東京ドームは喜びに沸いた

この日は長嶋氏が35年間CMを務めた「感動をありがとう」と書かれたセコムの電子看板がスタンドに掲げられ、ファンたちにとっても特別な意味を持っていた

先発投手のグリフィンは6回を4安打、6奪三振で無失点という素晴らしい内容を見せ、その後の中継ぎ投手陣が試合を締めくくった

東京ドームでは、この日から長嶋氏を追悼する記帳所が設置され、初日には開始前から約100人の行列ができるなど、多くのファンが故人を悼んでいた

今回の巨人の勝利は、長嶋氏の逝去を受けて特別な意味を持つものでした。選手たちが彼への感謝の気持ちを込めて戦った姿勢が、ファンの心を動かしました。連敗を止めたことで、今後のチームの士気も高まることが期待されます。
キーワード解説

  • 追悼とは? 追悼とは、亡くなった方を偲び、その功績や人物像を振り返る行為のことです。多くの人が集まり、思いを共有する場ともなります。
  • ソロホームランとは? ソロホームランは、走者がいない状態で打たれるホームランのことを指します。得点は1点加算され、試合の流れを変える大きなプレイとして位置付けられます。
  • 中継ぎ投手とは? 中継ぎ投手は、先発投手が試合を投げ終えた後、試合を繋ぐ役割を持つ投手のことを言います。リリーフとも呼ばれ、試合の終盤を任されることが多いです。

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