巨人と阪神の「伝統の一戦」で数多くの名勝負を繰り広げた阪神のエース・江夏豊氏(77)は、長嶋さんとの思い出を振り返り、感謝の意を示した
江夏氏は、長嶋さんと初めて対戦した1967年の試合を鮮明に思い出している
当時、甲子園で行われた巨人戦において、江夏氏は速球を胸元へ投げ込み、三振を狙ったが、長嶋さんの打球はレフト線へと弾丸ライナーで飛んでいった
江夏氏はその瞬間を、「これが天下の長嶋茂雄か、かっこええなぁ」と語り、彼への憧れを募らせる結果となった
さらに、江夏氏は長嶋さんが監督を務めた2001年の試合で、初めてサインをもらった時の喜びも振り返った
「豊、豊」と声をかけてくれた長嶋さんの温かさを記憶している. 江夏氏は、長嶋さんが攻めにくい打者であったことをも称賛し、彼の打撃技術の素晴らしさについても言及
長嶋さんは、どんな球でも打ち返す姿勢に、特別な才能を持っていることを確信したそうだ
また、江夏氏は長嶋さんとの関係についてもふれた
1975年のオフに、自身が阪神に在籍していた時に長嶋さんが江夏氏を獲りに来たエピソードを披露
江夏氏は、その際に巨人へ移籍する決断をした背景について、「もしあの時に巨人に行っていたら、長嶋さんと一緒にプレーできたかもしれない」と思いを巡らせている
江夏豊氏が長嶋茂雄さんとの思い出を語る姿には、多くのファンが感動したことでしょう。亡くなった後でも、彼の影響力や試合に対する情熱は色あせることはありません。江夏氏の発言は、プロ野球界の特別な絆を再確認させてくれました。
キーワード解説
- ミスタープロ野球とは? 日本のプロ野球界で特に有名な選手を指し、長嶋茂雄さんがその代表的存在である。
- 阪神とは? 日本のプロ野球チームの1つで、独特のファン cultureやライバル関係を持っている。
- 初対戦とは? 2人の選手が初めて試合で対戦することを指し、この経験は特別な意味を持つ。
- 伝説のエースとは? 野球における凄腕の投手であり、その名声や成績によって歴史に名を刻む選手のこと。

