阪神・石井投手、頭部への打球で出場選手登録を抹消

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
交流戦、阪神タイガースがオリックス・バファローズに8対2で勝利した6月6日の試合において、阪神・石井大智投手(27)が頭部に打球を受け、7日に出場選手登録を抹消されました

これは、脳振とう特例措置が適用される選手となるためです

石井投手は、試合の9回に2番手としてマウンドに上がりましたが、先頭打者の広岡選手のライナー性の打球が右側の頭部に直撃し、彼はマウンド上で倒れ込みました

その後、担架で運ばれ、救急車で緊急搬送されました

試合終了後の7日、阪神球団は「石井選手は病院を受診し、医師の指示のもと自宅にて静養しています

今後も医師の助言に従って療養を続けます」と発表しました

藤川監督は、「現状では入院の必要はないが、脳振とうの後遺症は数ヶ月、あるいは数年後に現れることもあるため、慎重に経過を見守る必要がある」と強調しました

脳振とうは、頭部に衝撃を受けた際に脳の機能に障害が出る状態を指し、適切な治療が求められます

今回の事件は、スポーツの危険性を再認識させる出来事です。選手の安全を守るためにも、脳振とうのリスクに対する理解を深め、慎重に行動する必要があります。
キーワード解説

  • 脳振とうとは?頭部に衝撃を受けることで脳が揺れ動き、症状が出る状態のことです。頭痛やめまい、意識障害などの症状があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。