阪神佐藤輝の豪快な本塁打、交流戦で日本ハムとの接戦を演じる

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◇交流戦 阪神4-5日本ハム(2025年6月4日 エスコンF) 今季、阪神の「ホームランバッター」として注目を集める佐藤輝明選手が、そのパワーを遺憾なく発揮した

特に際立ったのが、エスコンフィールドで行われた日本ハム戦での二本の本塁打だ

初回の4回、彼は投手の加藤貴のスライダーを捉え、スタンドに叩き込む14号を記録した

さらに8回の打席でも、146キロの直球を左バックスクリーンに運ぶ見事なスイングを披露

思わず「届くのかな」と思わせる弾道から、ボールはスタンドイン

これぞ「エグい」の一言に尽きる当たりだった

しかし、この8回の打席にはアクシデントがあった

カウント2-2からの6球目にスイングした際、予想以上にシュート回転したボールが、左手に衝突した

直接ボールが手に当たったのか、それともバットに当たったのかは定かではないが、その痛みは相当なものであったと想像される

佐藤はアイシングで応急処置を受ける中、痛みに耐えつつ、精神的な成長を見せながら、スライダーを右手で捉え、再び本塁打を記録することに成功

彼の„踏み込む“姿勢や、ミートに徹する今年のスイングには、精神面での成熟も感じられた

8回の本塁打も素晴らしいもので、外角低めの球を中堅へ打ち返した

泳いでいるようにも見えたが、相手に流されているのではなく、自らの技術を駆使して完璧に捉えたと言えるだろう

今後、他チームからの内角攻めは予想されるが、それに対しても我慢強く対処する姿勢を持つ佐藤

今季の佐藤輝は、今後も強打者としての存在感を放つに違いない

佐藤輝選手が2本の本塁打を放ったことは、彼の技術とメンタルの成長を示す良い例です。特に、痛みを堪えながらも打席に立ち、成功を収めた姿には多くのファンが感動したことと思います。今後がますます楽しみです。
キーワード解説

  • 本塁打とは? 試合中に選手が打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることを指します。
  • スライダーとは? 野球で使用される変則球の一つで、投手がボールに回転をかけて、直進しながらも横に曲がるように投げる球種です。

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