その中心となったのは佐藤輝明選手と大山悠輔選手で、苦しい状況から一気に試合の様相を変えた
阪神が2点ビハインドの状態で迎えた四回、1死走者なしの場面で、佐藤輝選手が変化球を捉え、右翼スタンドに飛び込む本塁打を放った
この一発は、11球団から本塁打を放ったことを示す「制覇弾」であり、シーズン14本目のホームランとなった
佐藤選手は「打ったのはスライダー
先制されていたので、早めに取り返したいと思っていました
しっかり打ち返せてよかったです」と話し、その自信あるスイングが反撃ののろしを上げた
そして、続く打席では大山選手が1―2のカウントからカットボールを力強く振りぬき、これもまた本塁打となった
大山選手は昨年8月以来となる2試合連続のホームランを記録し、「同点にできたのは良かったですが、また勝ち越されてしまったので、次の打席も頑張りたいと思います」と意気込みを語った
続く4回、日本ハムの若手・山縣選手がプロ初本塁打となる2ランを放ち、ふたたび阪神が劣勢に立たされる展開となったが、両チームが4本の本塁打を打ち合う乱打戦となり、試合は終始白熱した
注目された両監督の関係もこの日、新庄監督が握手を求め、藤川監督も笑顔で応じる場面があり、大歓声が起こった
この日は異様な空気を感じさせながらも、興奮するファンの前で両チームが意地のぶつかり合いを見せた
以上、阪神タイガースの試合についての報告でした
今回の試合で阪神タイガースは、佐藤選手と大山選手の連続本塁打によって、見事に試合の流れを変えることに成功しました。特に、佐藤選手のホームランは試合の火付け役となり、チーム全体に勢いを与えました。乱打戦となった試合内容からも、ファンはドキドキしながら観戦することができたでしょう。両監督の緊張感を和らげる握手のシーンも印象的で、今後の両チームの戦いが楽しみです。
キーワード解説
- 本塁打とは?:野球で打者が選手の打席の結果としてボールが外野のフェンスを越え、ランナーが全員ホームを踏む得点を指す。
- カットボールとは?:投手が投げる変化球の一つで、バッターの打球方向を変えます。通常のストレートよりも横に動くのが特徴です。
- スライダーとは?:スライダーは横に変化する速いボールで、バッターを欺くために使用されます。打者にとっては打ちづらい球種です。

