阪神・門別、故郷北海道での登板も痛恨の4失点

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日本ハム 5-4 阪神(6月4日・エスコンフィールド)において、阪神タイガースの若手左腕、門別啓人投手が故郷の北海道で先発登板しました

20歳という若さで、今季は先発ローテーションの一員として期待されている彼ですが、この日には4回4失点という厳しい結果に終わり、今季3敗目を喫しました

この試合で門別は、初回からピンチを迎えます

2死三塁の場面で、日本ハムの捕手・郡司裕也選手に先制タイムリーを浴びてしまい、早々と失点を重ねます

その後、2回には万波中正選手に対して、バックスクリーンへ飛び込む11号ソロ本塁打を許しました

そして4回には、ルーキーの山縣秀内野手にプロ初本塁打を浴び、結果的に4失点となりました

門別投手のピッチングスタイルは、140キロ台中盤のストレートとツーシームが主軸ですが、スライダーやフォーク、カーブ、チェンジアップなどの多彩な変化球を交えることが求められます

しかし、野球評論家の野口寿浩氏は「コントロールに課題がある」と指摘します

門別投手は、ストレートのコントロールが甘く、その結果多くのピッチがヒットにつながってしまったと述べました

野口氏は、特に今年の日本ハム打線がストレートに対して積極的に安打を量産していることが、門別にとって相性の悪い原因の一つであると分析しています

また、「シーズン中に球種を増やすことは難しいが、コントロールを磨くことは急務」との見解を示しています

今回の門別投手の登板は、多くの期待がかかった中での厳しい結果となりました。特に北海道での故郷の登板とあって、 彼自身の気持ちも強かったと思いますが、結果は残念でした。特にコントロールの課題が再確認されたことで、これからの成長に期待したいですね。
キーワード解説

  • ストレートとは? ストレートは、投手が最も基本的に投げる直球で、打者にとってはストライクゾーンに投げ込まれると最も打ちやすい球。これに強い打者が多いと特に注意が必要です。
  • コントロールとは? コントロールは、投手が狙った場所にボールを投げる能力のこと。良いコントロールがあれば、打者に打たれにくくなります。
  • ルーキーとは? ルーキーは、プロ野球選手としてのキャリアが初めての選手を指します。今年からチームに加わった新しい加入選手のことを意味します。

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