ソフトバンク、ヤクルト戦で延長戦の末にサヨナラ負け
福岡ソフトバンクホークスは、6日に神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの交流戦において、2-3でサヨナラ負けを喫した先発投手のリバン・モイネロが球団新記録となる18奪三振を記録し、8回まで3安打無失点という圧巻のピッチングを見せた
しかし、9回表には守護神ロベルト・オスナがホセ・オスナ内野手に2ランホームランを浴びて同点に追いつかれると、延長10回には松本裕樹投手が武岡龍世内野手にサヨナラ弾を打たれ、試合が決した
これにより、ソフトバンクは今季の交流戦で初めての黒星を喫し、連勝が3でストップした
試合後、小久保裕紀監督は試合の振り返りを行った
監督は「本拠地での交流戦初戦という特別な意味を持つ試合だった
モイネロの活躍を誇りに思うが、最後の場面での守護神とリリーフ陣の投球が悔やまれる」とコメントした
モイネロのピッチングに関しては、彼の速球と変化球のコンビネーションが生んだ18奪三振のうち、特にフォークボールが効果的であったという
モイネロはピッチャーが打席に立つDH制度がない中でも、打席に入る頻度が増すことで精神的なプレッシャーが増したと認めた
また、監督は捕手の起用についても言及
「各試合で捕手が異なることは、投手との相性を考える中で仕方のないこと
現在のチーム状態では、最もベストな選択をしているつもりです」と説明した
今回の試合はソフトバンクにとって特に残念な結果となりました。モイネロ投手のすばらしいパフォーマンスが最後の最後で生かされなかったことは、ファンやチームにとって痛手です。守護神のロベルト・オスナ、松本裕樹の役割での失点が非常に悔やまれます。今後の試合においてどのようにエラーを修正し、この試合から学ぶかが鍵となるでしょう。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは？試合の末に、最後の局面で相手チームが勝利を決定づける得点を挙げることを指します。
- 奪三振とは？投手が打者を三振に仕留めることで、その inning において相手の攻撃をシャットアウトする重要な指標です。
- リリーフ陣とは？試合中に先発投手が降板した後に登板しつつ、試合を引き締めるために続行する投手たちのことを指します。
