巨人・大勢、サヨナラ押し出し死球で連敗継続

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◇交流戦 巨人1―2ロッテ(2025年6月5日 ZOZOマリン)巨人の大勢投手(25)は5日のロッテ戦で今季24度目のリリーフ登板を果たしたが、サヨナラ押し出し死球によって今季2敗目を喫した

これにより、大勢は5勝16ホールドの記録を持つものの、今後の登板に懸念を抱かせる結果となった

試合は1―1のまま延長10回に突入し、大勢が2番手として登板

先頭の山本選手が左前打を放ち、丸選手の後逸により無死二塁の場面を迎える

続いて、愛斗選手の送りバントを処理した一塁の増田陸が三塁へ送球するも間に合わず、犠打野選となった

さらに、藤岡選手が1ボールから申告敬遠して無死満塁となり、続く代打・角中は二塁へのインフィールドフライで1死満塁となる

その後、代打・岡の投ゴロが併殺崩れとなり2死満塁となり、打席には高部選手が立った

初球のセーフティスクイズがファウルとなったものの、4球目が死球となり押し出しが決定

これにより、巨人はまさかのサヨナラ負けを喫した

今季の巨人のサヨナラ負けは3度目であり、押し出し死球によるサヨナラ負けは2011年5月14日広島戦以来となった

また、延長戦での負けは2010年8月10日ヤクルト戦以来15年ぶりという記録も更新された

試合後、大勢は「先頭を出塁させましたし、やっぱり先頭しっかり切らないとしんどくなるなって思います」と悔しさを口にした

しかし、「こういう状況を自分の力で乗り越えていかないと、もうこの先はないと思うんで」とファンやチームへの感謝の言葉を忘れず、前を向く姿勢を示した

大勢は前回登板の中日戦でも4番手として登板し、3失点を喫しており、登板2試合連続で敗戦投手となっている

これからのシーズンをどう切り抜けていくのか、注目が集まっている

これは巨人にとって厳しい戦況であり、大勢投手は連続して勝利を挙げられない状況にある。特にサヨナラ負けが続いていることはチーム全体にとって気を引き締める要因となる。投手としての責任を感じつつ、前向きに試合へ臨む姿勢が大切だと感じる。今後のパフォーマンスに期待したい。
キーワード解説

  • 押し出し死球とは?: 投手がバッターに球を投げて、バッターがボールに当たった際に、満塁の状況であればその打者が出塁することで、他のランナーがそれぞれ進塁して得点が入る状況を指します。
  • リリーフ登板とは?: 試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことを指します。先発投手の後を引き継いでゲームを投げる重要な役割です。
  • インフィールドフライとは?: バッターが高くあげたフライボールが内野で捕球されることです。このとき、野手は走者が進塁できないように、簡単にキャッチすることが求められます。

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