この試合では、1回1/3を投げ、渡米後の自己ワーストである7失点を喫し、その結果防御率は4.60から7.94に悪化しました
前回登板からの課題
青柳投手は3日(同4日)に先発登板しましたが、その際には2回4安打3失点と期待に応えられませんでした中2日でのマウンドとなったこの日、彼は7回から登板し、最初のイニングでは3者凡退に封じる活躍を見せました
しかし、続く8回には苦しい展開が待っていました
8回の崩壊
青柳投手は8回に入ると、3者連続四球でピンチを招きますここから押し出し死球、そして適時打を許し、一挙に5失点
結果として、1死一、二塁の状況で交代となり、彼が出したランナーは全て生還し、最終的に本人の失点は7に達することとなりました
キャリアの振り返り
青柳選手は、2015年のドラフトで阪神から5位指名を受けて入団し、2021年には最多勝&最高勝率を獲得、2022年には最優秀防御率にも輝いており、投手の3冠を達成しています今年のオフシーズンにはポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結びましたが、スプリングトレーニングでは4試合で防御率12.00と苦しんでおり、3Aでの開幕となりました
今回の青柳投手の試合展開には、多くのファンが驚きと失望を抱いたことでしょう。自己ワーストの7失点は、これまでの実績とのギャップを感じさせるもので、彼の今後の立ち直りに期待したいところです。
キーワード解説
- 防御率とは? 野球における防御率は、投手が1試合当たりに許す自責点の平均値を示す指標で、低いほど優秀な投手と言われます。
- ポスティングシステムとは? 日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際、チームに対して補償金を支払う仕組みです。

