日本生命セ・パ交流戦での横浜DeNA、惜敗も前向きな光明を見出す

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 DeNA4―7日本ハム(7日・横浜) 横浜スタジアムでは、青く染まったスタンドが観衆3万3890人を詰めかけ、盛況な興行が繰り広げられた

2日連続でプロ野球の興行における1日の最多観客動員を記録した中、この日は日本ハムとの試合が行われた

チームは連勝を目指したが、先発の大貫が初回から苦しみ、4回までに5点を失った

試合は白熱を増し、4回には筒香が51日ぶりとなる右越え2号ソロを放つと、続く8回には度会隆輝が右越えの4号3ラン本塁打を放ち、チームは追い上げを見せた

しかし、逆転には至らなかった

特に影響を与えたのは7回での出来事だった

1死一、二塁の場面で、坂本が万波に初球を投じた際に暴投を犯し、三浦監督は申告敬遠を選択して満塁の状況を作ることとなった

そこでは、6番に入っていた投手の山崎との勝負を選び、その結果として右前への2点適時打を浴び、リードを広げられる形となった

三浦監督は、「打撃がいいのは頭に入っていたが、やられてしまった

勝負している中でこういうことは起こりうる」と悔しさを露わにした

しかし、3連勝は逃したものの、筒香が今季初の猛打賞を記録するなど、チームには明るい兆しもあった

筒香のコンディションが回復してきていること、さらに度会の活躍も目立つことから、「いい部分はあった

粘りは見せられた

明日につながるようにしたい」と指揮官は前向きな姿勢を見せ、3連戦の最終戦に向けて意気込みを新たにした

試合結果は残念ながら惜敗となったが、筒香選手の復活や度会選手の活躍からは希望が見える。特に、先発ピッチャーの大貫選手が調整を続けられるなら、更なる強みになるかもしれない。応援に訪れた大勢のファンにとっても、次の試合に期待を寄せる声が高まるだろう。
キーワード解説

  • 交流戦とは?:交流戦は、プロ野球のセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦のことを指します。この戦いは季節ごとに行われ、普段対戦しないチーム同士が戦うため、ファンにとっては特別なエンターテインメントとなります。
  • 猛打賞とは?:猛打賞は、野球において選手が試合中に3安打以上を記録したときに与えられる賞のことです。これは選手の打撃力を示す指標となり、多くの安打を打つことはチームにとって大きなプラスになります。

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