ソフトバンクの松本晴、先発投手としての課題を克服へ

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◆ソフトバンク投手練習(9日、みずほペイペイドーム) 福岡ソフトバンクホークスの松本晴投手(24)が、先発として喫した2連敗について「自分が相手の想定するレベルを超えられていない」と自己分析を行い、次回の先発に向けた問題点を挙げた

松本選手は、6月1日に行われた楽天戦および8日のヤクルト戦で、初回に先頭打者に安打を許し、その結果に繋がる失点を喫したことを悔やんでいる

「初回の大事さは分かっているし、しっかり勝負しているんですけど、やっぱり打たれている」と振り返る

ただ今季は、中継ぎ投手として12試合連続無失点を記録しており、この試合での配置転換に戸惑いを感じている様子だ

松本投手は「先発投手は基本的に中6日のローテーションで回る」と述べ、先発投手に掛かる負担の大きさを実感している

中継ぎ投手とは異なり、先発投手は対戦相手に十分な時間を与えるため、相手も戦術を練りやすいという

彼は「後手に回るのは難しい」と語っており、相手チームに攻略されている感覚を持っている

そのため松本選手は、「技術的な修正だけでなく、配球やタイミング、いろんな引き出しを使って初回を乗り切りたい」と強調し、初回のパフォーマンスの重要性を訴えた

彼が「初回を越えれば、自分のリズムが掴める」とするように、早期に流れをつかむことが勝利に繋がると見込んでいる

9日には、先発投手としての練習に励み、キャッチボールなどで調整を行った

8日の試合後に、小久保裕紀監督が「2回で(先発から)外すことはない」と言ったものの、同じ失敗を繰り返すことはできない

次回の先発までに課題を克服し、首脳陣の信頼を取り戻すことが求められている

松本晴投手が直面している課題は、先発投手としてのプレッシャーや相手打者との勝負において、初回の失点が試合の流れを制することが多いことです。彼はこの困難を乗り越えるために、技術面だけでなく、戦略やメンタル面でも強化が必要だと感じています。これを克服することで、より良いパフォーマンスが期待できるでしょう。
キーワード解説

  • 先発投手とは?先発投手は、試合の最初から登板し、イニングを投げる役割を担う投手です。先発は試合の流れを作る重要な役割を果たします。
  • 中継ぎ投手とは?中継ぎ投手は、先発投手の後を引き継いで登板し、イニングをつなぐ役割を持つ投手です。試合の流れを変えたり、先発投手の疲労を軽減する重要な位置です。
  • 配球とは?配球は、投手がどの球種をどのタイミングで投げるかを指します。相手打者に対しどの球を投げるかを考え、戦略を立てることが重要です。

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