契約締結は6月9日に都内の球団事務所で行われ、両選手は新たな背番号として山田が「64」、鈴木大が「98」となることが明らかになりました
山田龍聖の成績と将来への意気込み
山田投手は2021年にドラフト2位でJR東日本から巨人に入団しましたこれまで一軍での登板経験はなく、昨季は育成選手としての再スタートを切りました
今シーズンは3月から5月下旬までウエスタン・リーグの参加チーム、くふうハヤテに派遣され、先発ローテーションの一角として防御率1.79を記録しました
山田は「入団当初から一軍で投げるために練習してきたので、しっかりと活躍できるようにやっていきたい」と強い決意を示し、「ストレートの強さに自信がある
まずはそれで勝負し、変化球も使いこなしてバッターを打ち取っていきたい」とアピールポイントを語りました
鈴木大和の経歴と活躍への決意
鈴木大は2021年の育成ドラフト1位で北海学園大から巨人に入団24年オフに自由契約となりましたが、同年に再契約を果たしました
今季は二軍戦でチーム内で3位タイの6盗塁を記録し、打率2割1分3厘でありながら得点圏打率は4割5分5厘という勝負強さを見せています
鈴木は「持ち味は足の速さ
それを活かしたバッティングや走塁、守備で一軍の戦力になりたい」と語り、両親に報告した際には喜ばれたことを明かしました
彼は「一軍では代走や守備固めとして力を発揮するようにしたい」と意気込みを見せています
今回の契約は、巨人にとって若手選手の台頭を示す重要な出来事です。山田投手と鈴木外野手はそれぞれの特長を活かし、一軍での戦力として早く活躍することが期待されます。チームの将来を担う存在として、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 支配下選手契約とは?:プロ野球において選手が育成契約から正式な契約に移行することで、一軍での出場資格が得られることを指します。
- 防御率とは?:投手が与えた自責点の数をイニング数で割り、9を掛けた値。成績を評価する重要な指標です。
- 得点圏打率とは?:得点が入る可能性が高い場面(得点圏)での打率を示す。選手の勝負強さを表す重要な指標です。

