2025年プロ野球、主力選手不在の中でチャンスを掴む選手たち

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2025年シーズン開幕から2ヶ月が経過したプロ野球の世界では、各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しています

これに伴い、ファームで過ごす選手たちにとってはチャンスを掴む絶好の機会となっています

特に前年から一軍出場がない選手たちは、この状況を利用して昇格を勝ち取りたいと考えていることでしょう

本記事では、そうした選手の中から、セントラル・リーグに所属する代表的な選手を紹介します

持丸泰輝(広島東洋カープ)

投打:右投左打・身長/体重:177cm/91kg・生年月日:2001年10月26日・経歴:旭川大高・ドラフト:2019年育成選手ドラフト1位プロ6年目を迎えた持丸泰輝選手は、今季ファームでも打撃不振に苦しんでいます

彼は旭川大高で甲子園に2度出場し、2019年の育成選手ドラフト1位で広島東洋カープに入団しました

彼はルーキーイヤーから二軍戦で捕手として経験を積み続け、2022年6月に支配下契約を結びました

その年には一軍デビューも遂げ、5試合に出場しました

しかし、その後は二軍生活が続き、昨季はファームで持ち前の打棒を発揮しました

最終的には72試合に出場し、打率.268、2本塁打、16打点を記録しましたが、一軍からは声がかかりませんでした

今季は、何としても3年ぶりの一軍出場を目指していましたが、ここまでの出場試合は20試合を数え、打率はわずか.077という極度の不振に陥っています

まずは調子を取り戻し、一軍昇格のチャンスを待ち望んでいる状況です

2025年のプロ野球では、多くの主力選手が不在となる中で、ファーム選手たちにとっては昇格の貴重なチャンスが訪れています。その中でも持丸泰輝選手は苦しい打撃成績にも関わらず、自らの気持ちを奮い立たせて一軍昇格を目指している姿勢が印象的です。
キーワード解説

  • ファームとは?:プロ野球において、選手の育成や調整を行うための下部リーグや育成チームのことを指します。ファームの試合に出場する選手は、一軍での出場機会を得るために活躍することが求められます。
  • 支配下契約とは?:プロ野球において、選手が球団と正式に契約し、一軍で試合に出場する権利を持つことを意味します。通常、育成選手からこちらに昇格することが期待されます。
  • 打率とは?:選手が打席に立った回数に対して、ヒットを打った回数の割合を示す指標です。高い打率は選手の打撃力を示し、プロ野球選手にとって非常に重要な指標となります。

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