広島の新井監督、交流戦で機動力野球を復活させる意気込み

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広島東洋カープは、10日からロッテと日本ハムとの6連戦を控え、新井貴浩監督(48)が走塁の重要性を強調しました

監督は「走塁でもプレッシャーをかけていけるように」と語り、連勝中のチームにさらなる機動力を求めています

今シーズン、広島は交流戦において12球団トップの10盗塁を記録しており、その背後には選手たちの意識とチームの戦略があることを明らかにしました

機動力野球の再興

広島は過去、機動力を生かした野球スタイルに定評がありましたが、今季の交流戦前では、盗塁数がわずか15とヤクルトと並んでセ・リーグ最少でした

しかし、交流戦に入ると、その状況は一変します

5日のオリックス戦を皮切りに、チーム全体で10盗塁に成功し、走る姿勢が明確になりました

情報を活かした戦略

新井監督は、スコアラーやアナリストの情報提供に感謝の意を表し、コーチ陣が選手に「失敗を恐れず、どんどん行け」と励ますことで、選手たちの意識が変わってきたと述べました

この戦略的アプローチが、特に7日の西武戦での成功につながったことを確認しています

キーマンは矢野雅哉

矢野内野手(26)は、チームにおける盗塁において重要な役割を果たしています

彼は7日の試合で、先頭打者としての役割を果たし、盗塁にも成功しました

ただし、今季初の盗塁がこの試合での成功だった点は、走れる場面が限られていたことを示しています

相手の現状を考慮した走塁戦略
今後のロッテとの対戦では、相手捕手の盗塁阻止率が低いため、より自由に走ることができると予測されます

矢野選手は、「走れる時は走りたい」と意気込みを見せ、チーム全体の流れを変えるための走塁重視の姿勢を強調しています

広島は交流戦が4勝2敗でスタートし、8年ぶりの良好な立ち上がりを見せています

走塁で流れを引き寄せ、これからの試合も注目です

広島の新井監督が交流戦での機動力への意識を高めていることが印象的です。選手たちが盗塁に積極的に挑む姿勢が、チームのパフォーマンス向上に寄与していることが明らかになっています。今後の対戦でもこの戦略が功を奏するのか注目です。
キーワード解説

  • 機動力とは?:プロ野球における機動力は、選手が走る技術や判断力を活かし、進塁や盗塁を成功させる能力を指します。
  • 盗塁とは?:盗塁は、打者が打席に立っている間に走者が次の塁に進む行為です。成功すれば、チームにとって大きなアドバンテージになります。
  • スコアラーとは?:スコアラーは、試合のデータ解析や選手情報を収集し、コーチや選手に戦略を提供する役割を持つスタッフです。
  • アナリストとは?:アナリストは、試合や選手の映像データを分析し、戦術や選手のパフォーマンス向上に寄与する専門家です。

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