ソフトバンク、痛恨のサヨナラ負け—ヤクルトが劇的な逆転勝利を収める

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◆日本生命セ・パ交流戦 ヤクルト3×―2ソフトバンク(6日、神宮) 6月6日、神宮球場で行われた日本生命セ・パ交流戦で、東京ヤクルトスワローズが福岡ソフトバンクホークスを3対2で下し、劇的な勝利を収めました

この試合は、9回にソフトバンクがリードを守れず、さらには延長戦でサヨナラ負けを喫するという展開が特徴でした

ソフトバンクの先発、リバン・モイネロは、球団記録を更新する18奪三振という圧巻のパフォーマンスを見せ、8回を無失点で抑えました

奪三振とは、ピッチャーがバッターを3球で打ち取った場合を指し、そのパフォーマンスは特に優れた投球内容を示す指標の一つです

しかし、9回に守護神・ロベルト・オスナが痛恨の同点2ランを許し、試合の流れが一気に変わります

オスナは2点リードの場面で登板しましたが、先頭打者の中村悠平にストレートの四球を与え、その後のオスナへの投球では、2ボールから繰り出した真っすぐが完璧にはじき返され、左翼席への特大2ランに繋がりました

この一打で試合が振り出しに戻り、延長10回には松本裕樹がサヨナラソロ本塁打を浴び、試合は決着しました

試合後、小久保裕紀監督は「モイネロの素晴らしい投球に申し訳ない」と反省の弁を述べ、打線の奮起を期待する旨を述べました

コントロールの不安定さが明らかとなったこの試合、ソフトバンクは今後の課題を再認識したことが伺えます

今回の試合はソフトバンクのモイネロの素晴らしい投球を無駄にする結果となってしまいました。特に勝利が目前に迫っていた瞬間に、守護神オスナが同点を許したことは、選手たちの気持ちにも大きな影響を与えたことでしょう。今後はコントロールの向上が求められるでしょう。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合の最終回に同点となった後、その回の攻撃で勝負が決まる敗北を指します。
  • 奪三振とは?ピッチャーがバッターを三振に打ち取った数で、ピッチャーの能力を示す指標です。
  • 守護神とは?野球において試合の終盤に登板し、リードを守る役割を担っている投手のことです。

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