この試合は、ソフトバンクの先発投手モイネロが8回無失点の快投を見せたものの、守護神ロベルト・オスナの一連の失投が影響し、勝利を逃す結果となった
試合は、ソフトバンクが0-2で迎えた9回に大きな転機を迎えた
守護神のオスナが先頭打者に対してストレートの四球を与え、その後、3番打者のオスナに対してボール先行の状態から3球目を左翼席に運ばれ、試合は同点に追いつかれた
これにより、オスナは試合の流れを一変させてしまった
さらに、延長10回にはソフトバンクの3番手投手松本裕が武岡にサヨナラ本塁打を浴び、交流戦初黒星が確定した
試合後に小久保監督は「モイネロが110球を超えていたため、長いシーズンを見据えた判断で交代を選んだ
振り絞っていたので、9回も考えたが、本人と話し合っての決断だった」と述べた
モイネロはこの日、相手打者全員から三振を奪う圧巻の内容で、球団記録となる18奪三振を記録した
その内訳は、見逃し三振以外は全て空振り三振という素晴らしい成績だった
しかし、監督の選択とオスナの痛恨の失投により、彼の快投は無駄になってしまった
試合後、守護神オスナは「良い打者に対して投げミスをしてしまうと、致命的な結果になる
9回まで頑張ってくれたモイネロと野手に申し訳ない」と反省の言葉を述べた
この試合では、ソフトバンクの先発投手モイネロが見事なピッチングを見せたにも関わらず、守護神オスナの失投が試合を台無しにしてしまった。特に守護神の役割は重要であり、試合の終盤での投球が勝敗を分けることを改めて実感させられる試合だった。
キーワード解説
- 守護神とは? 試合の終盤に登板し、リードを守ることを主な任務とする投手のこと。守護神が失敗すると、試合の結果に大きな影響を与える。
- サヨナラ負けとは? 試合の最終回に相手チームが得点し、勝利が決まることを指す。この場合、ソフトバンクはヤクルトにサヨナラ本塁打を浴びて敗北した。
- 奪三振とは? 投手が相手打者を三振に仕留めること。これが多いほど投手の能力が高いことを示す指標となる。

