ソフトバンク藤田悠太郎選手、2軍戦へ向け新たな挑戦を宣言

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福岡ソフトバンクホークスの20歳の若手捕手、藤田悠太郎選手が4日、新たな環境での活躍を誓った

この日から、これまで3軍が主戦場だった藤田選手は、2軍に参加することになり、福岡県筑後市のファーム施設で体を動かす中で「自分がやってきたことをしっかり出したい」と意気込みを語った

ルーキーからの成長

福岡大大濠高から2024年ドラフトで7位指名を受けて入団した藤田選手は、身長170センチという小柄な身体ながら、精度の高いスローイング技術と高校時代に通算43本塁打を記録した打撃力を持つ

今季はウエスタン・リーグで3試合に出場し、非公式戦では30試合に出場し、打率は2割7分2厘を記録した

特に5月3日の九州アジアリーグ・火の国戦ではプロ初本塁打を放ち、強いインパクトを残した

韓国遠征でのパフォーマンス

最近の3軍韓国遠征では7試合で打率3割3分3厘を記録し、特に同31日の起亜タイガースとの試合では、8回2死満塁の場面で勝ち越しの2点適時打を放った

「初球から振らないと駄目だと思って、しっかり振っていけた」と自信を見せた

戦術的アプローチと成長の実感

藤田選手は試合状況に応じた打撃戦術にも取り組んでおり、「どの方向に打つのか、相手投手に球数を放らせてフォアボールを取るのか、自分の役目を打席で表現することに重きを置いてやっていた」と明言している

技術的な進歩も見られ、斉藤和巳3軍監督は「打撃は驚くほど成長している」と高く評価した

今後への意気込み
ルーキーイヤーには「スイングスピードが遅く、成長に不安があった」と振り返る藤田選手は、トレーニングを重ね、スイングスピードも昨年の100キロから110キロに向上している

「結果よりも、自分がやれることをやるだけ」と新たな挑戦に向けて自信を深めている

藤田悠太郎選手は、新たな環境での挑戦を見据えた意気込みを見せています。彼の成長は期待されており、プロ初本塁打を放つなど印象的なパフォーマンスも見せています。特に、韓国遠征中に打率を上げたことで、自信を持って2軍戦に臨める点は大きなプラスです。選手自身の言葉からも、今後の活躍への期待感が伝わります。
キーワード解説

  • ドラフトとは?新たにプロの世界に入る選手を選ぶ制度で、各球団が選手を指名することでその権利を得ます。
  • スローイングとは?野球で捕手がボールを投げることで、特に二遊間に送球する技術を指します。
  • 打率とは?打者がヒットを打つ確率を示す指標で、獲得したヒット数を打席数で割った値です。
  • 適時打とは?得点に結びつくヒットのことで、特にランナーが得点圏にいる際にタイムリーに打つヒットを指します。

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