巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の告別式が盛大に行われる

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3日に89歳で死去した巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の告別式が、8日、都内の桐ケ谷斎場で執り行われました

彼の棺(ひつぎ)を乗せた車は、7日に都内の自宅を出発し、愛着のある東京ドーム周辺を通りながら通夜を行った同斎場に到着しました

告別式の喪主は次女の三奈さん(57)が務め、歴代の巨人選手たち、特に王貞治氏(85)や松井秀喜氏(50)といった巨人OBが弔辞を読み上げました

長嶋さんの戒名は遺族の希望により非公開とされています

しかし、彼の最期の瞬間を知ることで「ミスタープロ野球」としての名は、永遠に日本の太陽として輝き続けることでしょう

通夜での思い出を語る堀内恒夫氏

巨人元監督の堀内恒夫氏(77)が7日の通夜で心温まる弔辞を読み上げました

堀内氏は長嶋さんとは一回り年が離れており、「長嶋さんを見て野球を始め、7年後に巨人軍に入ることになった

間に合ったと思っています」と感謝の気持ちを述べました

堀内氏はまた、結婚式のエピソードも披露しました

まだ選手だった長嶋さんが仲人を務め、彼と妻に質問が集中したため「誰の結婚式なのか分からないような慌てた雰囲気だった」と笑いながら語りました

さらに、1994年の中日との「10・8」決戦前夜に、長嶋さんが投手起用の決定を手伝ったエピソードも振り返りました

長嶋さんは3日午前6時39分に亡くなりましたが、堀内氏はその1分後に目が覚め、「来た」と娘が言った場面を思い出し、長嶋さんが遺された者にお別れを告げに来たのではないかと語りました

「少しでもおやじさんの遺志を継いでできれば」との思いも強く表れました

長嶋茂雄さんの告別式では、多くの野球関係者が集まり、彼の功績を称える温かい弔辞が交わされました。特に堀内氏の思い出話は彼の人柄を伝え、多くの人に長嶋さんの偉大さを再認識させました。
キーワード解説

  • 告別式とは?告別式は、故人を悼むために行われる式典で、友人や親族が集まり、故人を偲ぶ場です。
  • 喪主とは?喪主は、故人の遺族の中で代表者として儀式を取り仕切る人で、主に葬儀や告別式の運営を担当します。
  • 弔辞とは?弔辞は、故人を追悼するために読み上げられる言葉で、思い出や敬意を示すために重要な役割を果たします。

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