これにより、貯金は3に減少しました
先発今井、初回から点を許す
先発投手の今井達也(27)は、初回二死一塁の状況で広島の4番バッター、モンテロに中堅フェンス直撃の適時二塁打を打たれ、最初の点を許しましたこの二塁打は、相手が得点圏に走者を置いた状態でチャンスを生かしたものです
今井、苦しい投球を強いられる
その後もモンテロの犠牲フライによって3回に2点目を失い、6回には板倉にソロ本塁打を被弾これで彼の失点は3に達しました
今井は今季11試合目にして初めて1試合で3失点を記録し、昨年から続いていたハイ・クオリティー・スタート(HQS)記録は16試合で途切れました
ハイ・クオリティー・スタートとは、先発投手が7回以上投げ、2自責点以内に抑えることを指します
試合の結末
7回にも野間に適時三塁打を許し、さらに失点を重ねた今井は、7回134球を投げ、8安打5失点という内容で2敗目(5勝)を喫しましたこれにより、今井の防御率は今季12球団で唯一の0点台だったものの、1.30に上昇しました
今井の振り返り
試合後、今井選手は「今日は一生懸命に投げ過ぎてしまったと思いますセ・リーグとパ・リーグでは野球のスタイルが異なると感じましたし、打たせて取る投手が有利かもしれないと考えました
湿度も高く、ベストコンディションではありませんでしたが、四球がなかったのは良かったと思います」とコメントしました
チャンスを逃した打線
打線は広島の先発床田を相手にチャンスを作るものの、決定打が出ず9回には長谷川の適時打と外崎の犠牲フライで2点を返しましたが、反撃はそこまで
最後の打者である古賀は三併殺に倒れ、このカードの負け越しを決定づけました
今回の試合は、今井選手がシーズン初の大敗を喫し、打線もチャンスを生かせなかったことが目立ちました。西武ライオンズは今後の試合でこれを改善し、巻き返しを図る必要があります。
キーワード解説
- ハイ・クオリティー・スタートとは?投手が7回以上を投げて自責点が2以下の状態を指し、特に安定した投球をしていることを示します。

