愛知県の中京大学が久留米工業大学を相手に、8回コールドで快勝を収め、今大会での初戦を華々しく飾った
中京大は、55年ぶりの優勝を目指しており、この試合での勝利は2年連続での初戦突破を意味する
試合の立役者となったのは、今秋のドラフト候補でもある秋山俊外野手(4年・仙台育英)だ
彼は全4打席で出塁し、3安打2打点、さらには1四球を記録する大活躍を見せた
秋山は、まず第1打席で四球を選び出塁
続く第2打席ではスライダーを捉え、右翼スタンド中段にソロ本塁打を放ち、チームに先制点をもたらした
また、第3打席では左中間フェンス直撃の適時二塁打を打ち、勝負強さを発揮
最後に第4打席では中前打を打ち、確実にチャンスを作る結果となった
彼は試合後、「フルスイングする持ち味をきょうの試合は出せた」と充実した様子を見せた
秋山は今春の愛知リーグで、4本塁打および15打点を記録し、それぞれ本塁打王と打点王に輝く実績を持つ左の強打者である
中日の清水スカウトは「芯でとらえられているし、コンタクト率が高い
打てる外野手としての評価は上がったと思う」とその才能を高く評価した
中京大は、先発投手が相手打線を抑え込み、守備もしっかりと機能していた
一方の久留米工大は試合の流れをつかめず、攻撃も振るわなかった
これにより、両チームの力の差が明らかとなった
また、次回は中京大にとって更なる試練が待っていることだろう
今回の試合では、中京大の強打者秋山が特に目立ちました。全打席で出塁し、ホームランや二塁打を打つなど、攻撃の中心としてチームを牽引しました。久留米工大は抑えられた印象が強く、中京大が今後どのような戦いを見せるのかが楽しみです。
キーワード解説
- 全日本大学野球選手権とは?全国の大学野球チームが集まって行われる大会で、多くの名門校が参加します。
- ドラフト候補とは?プロ野球のチームに入団するための選手を選ぶための選考で、注目選手は特に注目があります。
- 本塁打王とは?シーズン中に一番多くホームランを打った選手に与えられる称号です。
- 打点王とは?シーズン中に最も多くの得点をチームに与えた選手に与えられる称号です。

