ロッテが広島を6-1で下し、広島の連勝は3でストップ

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<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ6-1広島>◇10日◇ZOZOマリン 広島の連勝が3で止まった

広島は8日の西武戦で16安打10得点を挙げるなど打線の勢いを見せていたが、ロッテの先発投手であるサモンズの前に見事に沈黙した

試合は7回まで広島は無安打となり、8回の先頭打者・上本が二塁打で無安打記録を阻止するのがやっとで、その後内野ゴロの間に1点を返すのが精いっぱいだった

広島の先発・玉村は5回を投げて2失点とまずまずの結果を残していたが、課題にされていた3巡目に入った6回に先頭打者を出し、さらに連打を浴びて1死一、三塁のピンチを迎え、降板を余儀なくされた

続いて登板した塹江も2死後に3者連続適時打を浴びて4失点を喫し、玉村はこれで5敗目を記録することとなった

新井監督の試合後のコメント

試合後に広島の新井貴浩監督は、ロッテの先発サモンズ投手に苦しんだ理由を振り返り、「甘い球もけっこうあったように見えたが、適度に荒れて絞りづらかったのかな」と述べ、打撃陣の状態を分析した

また、「フライアウトが多かったのはグッと押されていた感じがあったからかもしれない

ただ、しっかり明日に向けて準備したい」と反省と前向きな姿勢を見せた

さらに新井監督は、この日の試合に雨の中、カープファンが多く応援に来ていたことに対して、「申し訳なかった

ただ明日は、いい試合をお見せできるよう頑張りたい」とファンへの感謝を語った

特に問題視されている塹江投手についても、「最近数試合、点を取られることが多くなっている」と認識を示した

また、上本選手のスタメン起用については、「明らかに右打者の方が組みやすい」という分析からの起用であり、上本選手の守備力や走力にも期待を寄せていると語った

今回の試合は、ロッテが広島の打線を抑え込み、サモンズ投手が特に好投しました。広島は整った打線が期待されていましたが、急に良いプレーが出なかった印象があります。監督の分析からも、選手たちがしっかりとした準備をしていることがうかがえました。ファンの期待に応えようとする広島の姿勢も見逃せません。
キーワード解説

  • セ・パ交流戦とは?日本のプロ野球において、セントラルリーグとパシフィックリーグの球団が対戦する交流戦のことです。
  • 無安打とは?試合中に出塁できる安打が全く記録されないことを指します。通常、打線の状態を示す悪い指標となります。
  • 先発投手とは?試合の初めに登板する投手のことです。チームの勝利に大きく影響を与える重要な役割を担います。
  • 適時打とは?得点をあげるために打たれたヒットのことを指します。この打撃がチームの勝利に直接結びつくことが多いです。
  • フライアウトとは?バッターが打ったボールが空中に上がり、外野手にキャッチされてアウトになることです。このプレーが多くなると、攻撃の流れが断たれやすくなります。

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