巨人、ソフトバンクに敗北し交流戦連勝ならず

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ソフトバンクが巨人を下し交流戦の勝利を収める

◆日本生命セ・パ交流戦 2025年 ソフトバンク 5―2 巨人(6月10日・みずほペイペイドーム)福岡・みずほペイペイドームで行われた日本生命セ・パ交流戦において、ソフトバンクが巨人に5対2で勝利し、巨人は3連勝を逃した

この試合では、巨人の先発ピッチャーである井上温大選手が2回、周東佑京内野手への頭部への球が危険球と見なされ、早々に退場となってしまった

危険球退場とは、相手選手に危険な投球を行った場合、審判によりプレーが停止され、そのピッチャーが退場処分を受けることを指す

その後、育成選手から支配下登録されたばかりの山田龍聖投手が緊急登板し、2回から5回までの3回を無失点に抑える好投を見せた

しかし、巨人の救援陣は同点の8回に一気に3点を許し、試合の流れを奪われた

試合後、巨人の阿部慎之助監督は井上の危険球退場を受けて継投が厳しくなったとコメントし、「だいぶしわ寄せきちゃったね」と述べつつも、投手たちが努力を続けたことに感謝の意を示した

また、1軍復帰の坂本選手が2安打1打点の活躍を見せたことや、プロ初登板となった山田選手が3回1失点の成績を残したことを称賛した

終盤まで接戦を維持したものの、巨人は「紙一重の勝負」と言いながらも勝ちきれなかったことを反省点として挙げ、「また切り替えて明日やるしかない」と前を向いた

この試合では、巨人が思わぬ形で先発ピッチャーを失い、継投の負担がかかってしまったのが影響した。若い投手の起用が結果として好投につながった一方、終盤の失点が勝敗を分ける要因となった。この試合を契機に、投手陣のさらなる強化が求められそうだ。
キーワード解説

  • 危険球とは?相手選手に頭部や身体の危険を及ぼすような投球を指し、野球のルールではこれが認められないため、審判の判断でピッチャーが退場処分となることがある。
  • 継投とは?先発投手が投げ終えた後に、他の投手が次に登板することで、チーム全体の投手力を活かしながら試合を進める戦術。

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