ソフトバンクに敗北、巨人の継投策が実らず

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ソフトバンク5―2巨人(10日・みずほペイペイドーム) 巨人はこの試合で、期待された先発投手の井上が2回途中、周東選手への頭部死球によって危険球退場となり、マウンドに向かう阿部慎之助監督はソフトバンクに謝罪した

危険球とは、野手や投手が意図せず相手選手を危険な状況に置く球を投げる事で、場合によっては選手が退場となる厳重なルールである

阿部監督は、「相手には申し訳ない

だいぶ(リリーフに)しわ寄せがきちゃった

いってくれたピッチャーはみんな頑張ってくれたので」と振り返りつつ、交代投手の山田に託した

また、8回にイニング又ぎで登板した田中瑛が3失点し、最終的には敗戦を喫することになったが、監督は彼を責めなかった

打線の面では、1軍復帰した坂本選手が2安打1打点を記録し、全体で11安打を放つも得点は2にとどまった

坂本選手は、「チャンスはみんなで頑張って作れているから

あとひと押しできるかできないか

できなかったから負ける

できたら勝てる

そういう紙一重の勝負をしている」と語り、勝利に向けた厳しい現実を痛感した

試合中には、増田陸選手の左前安打で二塁走者・若林が本塁セーフの判定を受けるも、ソフトバンクのリクエストによって覆り、若林はタッチアウトとなった

これにより、巨人は得点機を逃してしまった

交流戦では3カード連続で初戦に敗れ、連勝記録が2で止まり、貯金は2となった

しかし、接戦を演じたことを前向きに捉え、「それをプラスと考えて、明日切り替えてやるしかない」と選手たちは気持ちを切り替えて次戦に臨む姿勢を見せた

今回の試合では、巨人が期待された先発投手の不運な退場を受け、継投策に苦しむ姿が見受けられました。特に、最後のイニングでは運がなかった部分もあり、チームの士気が次へ向くことを願います。まだシーズンは続き、挽回のチャンスはあるため、選手たちにはしっかりとゲームを見つめ直して欲しいところです。
キーワード解説

  • リリーフとは? 試合中に先発投手が退いた場合や、疲労が見えた際に投げる投手のことを指します。リリーフ投手は、出番が与えられる際には短いコントロールや迅速な投球が求められます。
  • 危険球とは? 投球により相手選手の頭部や顔への影響を与える危険な投球のことを言い、対処が不適切な場合は退場処分となります。

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