巨人、ソフトバンク戦で3連勝ならず 初回に危険球退場を喫するも接戦に持ち込む

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◇交流戦 巨人2―5ソフトバンク(2025年6月10日 みずほペイペイD) 巨人が交流戦の3カード目、ソフトバンク戦の初戦に敗戦し、3連勝を逃した

これにより今季の戦績は30勝28敗1分けとなり、最大6あった貯金が2に減少した

試合の展開

試合は2-2で迎えた8回、巨人の6番手右腕・田中瑛がピンチを招く

ここで周東を申告敬遠し、満塁策を取ったが、今宮に左前適時打を許して勝ち越しを許した

その後、柳町と近藤にも適時打を浴び、3失点を数えた

井上投手の危険球退場

巨人の先発左腕、井上は試合開始早々に周東に対し頭部死球を与え、自身初の危険球退場というアクシデントを迎えた

危険球とは、投球がバッターの頭部や急所に当たることで、通常は即座に退場となる

監督のコメント

阿部慎之助監督は「ピッチャーは頑張ってくれた

しかし、接戦に持ち込めたことをプラスと考え、明日に切り替えるしかない」と語り、選手たちを励ました

坂本の活躍

この試合では、1ヵ月ぶりに1軍復帰した36歳の坂本が同点の適時二塁打を放ち、さらに中山の中前適時打で勝ち越しにも貢献した

坂本は2安打1打点を挙げ、守備でも存在感を示した

今後に向けて
投手陣は次戦へ向け、今宮の対策や連打を許さない戦略を練る必要がある

監督は「チャンスは訪れているので、あとは一押しが必要」とし、選手たちの奮起を期待した

今回の試合は、巨人にとって厳しい状況での戦いであったが、投手陣や復帰した坂本の活躍が光った。特に、井上の危険球退場という波乱があったにもかかわらず、チーム全体で立て直しに挑んだことは次回に向けて弾みとなるだろう。今後の試合に期待がかかる。
キーワード解説

  • 危険球とは? 投球がバッターの頭部に当たることで、即座に退場となる厳しいルールです。
  • 申告敬遠とは? バッターに対してわざとボールを投げずに、塁を与える戦術です。
  • 接戦とは? 点差が非常に少ない状態で行われる緊迫した試合のことを指します。

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