広島、ロッテに敗北し連勝ストップ 上本が意地の一打

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広島、ロッテに敗北し連勝ストップ 上本が意地の一打

「ロッテ6-1広島」(10日、ZOZOマリンスタジアム)広島東洋カープがロッテに対して0-6というスコアで敗れ、連勝は3でストップしました

特に注目すべきは、ロッテが先発投手であるサモンズの快投によって、広島のバッター陣が七回まで無安打無得点に抑えられた点です

この状況において、広島の上本崇司内野手(34)が、唯一の安打を放って存在感を示しました

当日は悪天候に見舞われ、雨風が強い中でもスタンドには多くの鯉党が集まり、応援の声が途絶えることはありませんでした

「ヒットを打って上本~!」という声援に応え、上本は左中間を破る二塁打を放ち、サモンズのノーヒットノーランを阻止しました

上本は「逆方向を意識して

スライダーが来たので、そのまま引っ張りました」と振り返りました

上本は今季初めてのスタメン起用であり、これをきっかけに滑り出しをつかみたかったものの、現状の打撃力については「良くないです」と苦しい表情を見せています

しかし、首脳陣からは内外野を守れるユーティリティー選手として高く評価されています

この日の試合でも守備での見せ場を作り、四回には左翼のファウルゾーンに飛び込むジャンピングキャッチを披露しました

新井貴浩監督(48)は、「サモンズが右打者の方が組みやすい」として、上本の起用理由を説明

攻守両面での存在感を称え、「いいヒットだったと思いますし、ナイスプレーでした」と語りました

ただし、チーム全体としては上本の1安打のみで、ノーヒットノーラン寸前の事実に対して、監督は「雨の平日に応援に来ていただいたのに申し訳ない」と述べ、次戦への意気込みを示しました

今回の試合は、ロッテの先発・サモンズが広島打線を抑え込み、チームが破れてしまったことが印象的です。上本選手の一打は、困難な状況の中での明るいニュースではありましたが、他の選手の不振も目立ち、今後の改善が求められる内容です。次戦のパフォーマンスに期待がかかります。
キーワード解説

  • ノーヒットノーランとは?:ノーヒットノーランは、野球において一人の投手が相手チームの選手を試合全体で安打(ヒット)を一つも許さず、かつ与四球や野手のエラーもない状態を指します。
  • ユーティリティプレーヤーとは?:ユーティリティプレーヤーとは、内外野の複数のポジションを守れる選手を指します。このような選手はチームの戦略上、非常に貴重な存在です。

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