田中将大、コールドゲームでの苦戦を振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆イースタン・リーグ 巨人8―4日本ハム=5回降雨コールド=(11日・ジャイアンツタウンスタジアム) 巨人の田中将大投手は、2軍戦にて先発登板し、91球で5回を投げましたが、7安打4失点、3奪三振という結果に終わりました

ゲームが進む中、前半での苦戦を振り返り、「早い段階で修正、アジャストしようといろいろ試みてはいたんですが、なかなかうまくいかず、あの結果になってしまった」と悔しさを表しました

試合は降雨による影響で5回コールドとなりましたが、特に初回からマウンドがぬかるみ、滑るコンディションの中で4失点を喫しました

田中選手は「当然、難しいコンディションではありましたけど、それはプレーボールがかかれば関係ない

言い訳にならない」と、環境に左右されない精神を強調しました

初回には日本ハム打線の野村佑希選手、アリエル・マルティネス選手のヒットなどを許しました

特に、野村選手の適時打やマルティネス選手の犠飛が大きな失点に繋がりましたが、3回以降は無失点を続け、立ち直りを見せました

田中選手は日米通算200勝まであと2勝

この試合においては、5月からのファームでの安定した投球(防御率1.17)からの期待を裏切らないためにも、反省を口にしました

「立ち上がりが悪すぎるのでどうにかしないといけなかった」と述べ、次回に向けての気持ちを新たにしています

桑田2軍監督は「マウンドがすごく滑っていた中で、1、2回は苦労していたようだが、その後のピッチングは見事だった」と田中選手を称賛

「本人が『あと1回行かせてください』と言ってくれたので、判断を悩んだが最後まで投げ切って良い結果を残してくれた」と振り返りました

田中選手の振り返りを通じて、彼の投球スタイルにおける厳しさや環境への適応力が見えてきました。試合経験を生かし、次に繋げる姿勢は、プロアスリートとしてのプロ意識を感じさせます。次回の登板でのパフォーマンスに期待がかかります。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:プロ野球の下部リーグで、若手選手が育成される場として機能しています。
  • コールドゲームとは?:試合が天候などの理由で途中で中止となることを指し、規定のイニングに達しなくても成立します。
  • アジャストとは?:状況や相手に応じて自らのプレースタイルを変えることを意味し、選手にとって重要な能力です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。