オリックス、零敗で3位に転落 田嶋の好投も打線沈黙

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◇交流戦 オリックス0―4DeNA(2025年6月11日 京セラD) オリックス・バファローズは2025年6月11日、京セラドーム大阪で行われた横浜DeNAベイスターズとの交流戦において、0対4で敗れた

この敗戦により、オリックスは順位を1つ下げて3位となった

ゲーム差なしだった西武ライオンズがこの日、阪神タイガースに勝利したため、オリックスはプレーオフ進出の道が厳しくなってきた

田嶋の力投が実らず

オリックスの先発・田嶋大樹は7回2/3イニングを投げ、3安打2失点という素晴らしい投球を見せた

しかし、打線は今季8度目の零敗に終わり、彼を援護することができなかった

試合後、岸田監督は「田嶋がいい投球をしていたので、申し訳なかったなと思います」と彼の頑張りを称えつつ、打線の不振を嘆いた

戦局を変えた8回の交代

0対1で迎えた8回、オリックスは2死二塁の場面で、田嶋から2番手の山岡泰輔へと交代を決断した

この局面で桑原将志を迎えたが、山岡は中越えに適時三塁打を浴び、追加点を献上

田嶋はこの日、桑原を3打数無安打に抑えており、采配の意図は疑問視されるところだ

田嶋の球数と監督の判断

田嶋はこの日の登板で球数が99球に達しており、今季初の中6日での登板であった

このため、岸田監督は選手の疲労も考慮し、早めの交代を選んだ

「桑原くん、そんなに田嶋とタイミング合ってなかったとは思うんですけど

山岡は三振も取れる投手ですし、次回に期待したいと思います」と次に向けた期待感を示した

今回の試合は、オリックスの田嶋投手が好投を見せたにもかかわらず、打線が沈黙し敗戦を喫した。監督の交渉にも関わらず、結果が伴わず、引き続き打撃陣の立て直しが必要であることを痛感させる一戦であった。
キーワード解説

  • 零敗とは?ゲームにおいて得点を全くあげられなく、相手チームに勝つことができなかったことを指します。
  • 先発投手とは?試合の最初からマウンドに上がる投手のことで、通常、試合の流れを決定づける重要な役割を担います。
  • 中6日とは?通常の試合日程で1回の登板を行うための間隔を示す言葉で、選手の疲労回復を狙ったスケジュールです。

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