西野投手は５回２／３を投げ、６安打１失点という成績を残したが、試合は同点のまま進み、西野にとって今季初勝利は再び遠のいた
試合前の時点で西野は０勝４敗と苦しんでおり、防御率は３・６９
彼の先発としての役割は非常に重要であり、この日も勝利を目指してマウンドに上がった
初回のピッチングでは、先頭打者の秋山を空振り三振、小園を中飛、ファビアンも空振り三振に打ち取っており、好スタートを切る
ただ、３回表にはピンチを迎えた
１死から９番打者の矢野に中前打を許し、続く秋山にもヒットが出て一、三塁の危機に
しかし、ここでも小園を一ゴロに抑え、さらにファビアンを三ゴロに打ち取って無失点で切り抜けた
対する広島の先発は昨年の６月にノーヒットノーランを達成した大瀬良で、西野はその後にプレッシャーを感じる中で先制点を奪う必要があった
試合の立ち上がり、ロッテは藤原のヒットで出塁し、３番・池田の左犠飛で先制
これによりロッテは良い流れを作ったが、その後の回は得点がなかなか入らず、スコアボードには０が並んだ
西野は６回、２本の単打を浴びて２死一、二塁のピンチを迎え、続いて野間に死球を与えた結果、２死満塁に
この状況で末包にはストレートの押し出し四球を与えて同点に追いつかれ、マウンドを八木に譲った
試合は７回に入ると、ロッテは高野が登板した際、ファビアンの右犠飛によって勝ち越しを許した
この結果、ロッテは今季の戦況において、さらなる改善が求められる内容となった
西野投手のピッチングには収穫も多かったが、最終的な結果の重要性を十分に理解し、次に向けて成長が期待される
西野勇士投手のピッチングには良い部分も見受けられ、特に初回の立ち上がりは好印象でした。しかし、試合を通じて同点に追いつかれる場面もあり、課題が残りました。次戦に向けて、さらなる改善が望まれます。
キーワード解説
- 先発投手とは？試合の最初から投げ始める投手のことで、試合の流れを大きく左右する役割を担います。
- 防御率とは？投手が1試合あたりに与える失点の平均を表し、低いほど優れた投手とされます。
- 犠飛とは？野手がフライを打ち上げ、走者が進塁するためにアウトになった場合のことを指します。
