阪神、9回に救援失敗でサヨナラ負け 西武に2-3で敗戦

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交流戦が行われた2025年6月11日、阪神タイガースはベルーナドームにて埼玉西武ライオンズと対戦し、最終回に救援陣が崩れ、2-3でサヨナラ負けを喫しました

この試合は、特に9回の攻防が大きな焦点となりました

救援陣の責任と選手の思い

阪神はこの試合で2点のリードを保持していましたが、9回のマウンドには湯浅が登板しました

湯浅は2年ぶりのセーブ機会に臨みましたが、たちまちピンチを招くこととなります

先頭バッターの滝沢を見逃し三振に打ち取ったものの、続くセデーニョにストレートの四球、ネビンに死球を与え、外崎には内野安打を許し、最終的には無死満塁の状況で降板に追い込まれました

降板後の試合展開

湯浅の後を受けたのは、5月30日の広島戦以来の登板となる岩崎でした

しかし、岩崎は源田に2点打を浴び、さらに炭谷にはサヨナラ打となる右前打を許しました

試合後、湯浅は「チームにも、(先発した伊藤)将司さんにも申し訳ないです」と悔しさを語り、岩崎も「全部台無しにしてしまった

自分のせいです」と反省のコメントを発表しました

今季2度目のサヨナラ負け

阪神にとって、このサヨナラ負けは4月30日の中日戦以来、今季2度目の痛い敗北となりました

チームが持つリードを最後まで守れない場面が続く中、選手たちは冷静に自らの責任を受け止めています

今回の試合は、阪神の救援陣が簡単にピンチを招いたことで、試合の流れが一瞬にして変わる危うさを見せました。選手たちが責任を感じ、自らを振り返る姿勢は、今後のチームにとって重要な成長の一環と言えそうです。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合が同点の状態で最終回に相手チームが得点をあげて勝つことを指します。
  • 救援陣とは?試合の途中で先発投手に替わって登板し、試合を締める役割を担う投手のことです。
  • 内野安打とは?内野にヒットを打って一塁に到達することを指し、守備の反応次第では打者が登塁しやすくなります。

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