太田選手は右手首の打撲からの回復に向けてリハビリを行ってきましたが、この日は「3番二塁」としてスタメンに名を連ねました
実戦復帰の初出場
初回、1死一塁の場面で打席に立った太田選手は、中日投手の吉田から高めのチェンジアップを空振りして三振となりましたが、6回の第3打席では無死二、三塁と得点のチャンスが巡ってきましたこの場面で太田選手は同学年の中日選手である根尾と対戦し、ファウルで粘りを見せた後、7球目の150キロ直球を見極めて四球を選び、チャンスを広げる結果となりました
データとチームの方針
最終的な成績は2打数無安打、2三振でしたが、その中でも力強いスイングを見せ、守備にも貢献した太田選手オリックスの岸田護監督(44)は、太田選手の2軍での実戦経験を重視しており、「近々、再昇格させる方針だ」とコメント
万全な状態での復帰を目指しています
ライブBP形式での打撃練習
前日には京セラドーム大阪で2日連続のライブBP(バッテリー練習)形式での打撃練習を行い、チームとしての連携も深めている様子ですこれからの展開に期待が高まります
太田椋選手の実戦復帰は、オリックスにとって大きなプラス要因になるでしょう。リハビリを経ての復帰ですので、今後の活躍が期待されます。若手選手の成長とチームの戦略がどう絡むのか、非常に興味深いところです。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは? プロ野球の二軍の試合を行うリーグで、選手の調整や育成を目的としています。
- ライブBPとは? 投手と打者が対戦する形式の練習で、実戦に近い状況で選手の状態を確認するために行われます。
- チェンジアップとは? 投球時にボールが変化する種別の一つで、打者にとってタイミングを取りづらくする効果があります。

