阪神、交流戦で西武に連敗を喫し負の連鎖続く

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 西武4―1阪神(12日・ベルーナドーム)阪神タイガースが西武ライオンズに連敗を喫し、チームの負の連鎖が続いている

試合は西武の4対1の勝利に終わり、阪神にとって厳しい結果となった

特に、8回に訪れたチャンスでは、3点ビハインドの局面で1死満塁の好機を逃してしまった

ファンたちの期待が高まる中、一塁走者の佐藤輝がけん制死となり、続く打者の大山も遊ゴロに倒れてしまった

この瞬間、観客からは悲鳴が上がり、試合の流れが決定的に変わった

藤川監督は「準備はチームとして普段からしているが、ペナントレースでは予想外のことが起こる」と話し、チームの奮闘を理解しようとする姿勢を見せた

しかし、交流戦が3試合制になった2015年以降、西武に対して初めて3連敗を喫することとなった

阪神の守備はリーグ最少失策を誇っていたが、この試合ではほころびが見られた

特に、2回に右翼の佐藤輝が打球を目測で判断を誤り、三塁打を許した場面や、4回に左翼の森下がフェイクプレーに失敗してバウンドを合わせられずに後逸した一連のプレーが影響した

開幕時には違うポジションで安定した守りを見せていた佐藤と森下にミスが相次いだことは、チームの士気にも影響を与えた

今シリーズでは、信頼を寄せられていたブルペン陣が2試合連続で救援に失敗しており、この日の敗戦で今季初の3試合連続逆転負けを記録した

藤川監督は「ファンの方々に対して全力で戦おうとした結果」とし、次の楽天戦に向けて再起を誓った

阪神は13日からの楽天戦(楽天モバイル)でこの悪循環を断ち切ることができるか、注目が集まる

阪神タイガースが西武ライオンズに負けた試合では、思わぬミスやけん制死が目立ちました。特に、3点ビハインドの場面での佐藤輝のプレーが試合の流れを変えてしまい、悔しい結果となりました。藤川監督のコメントからも、選手たちが状況を改善しようとする意志が伺えましたが、次の試合でどういった戦いをするのかが重要です。
キーワード解説

  • 交流戦とは?野球における交流戦とは、セントラルリーグとパシフィックリーグが対戦する特別な試合期間のことです。通常はシーズン中に設定され、チーム間の活発な交流を促進します。
  • ペナントレースとは?ペナントレースとは、基本的にリーグ戦を指し、各チームが一定の試合数を戦って順位を決定するプロ野球のシーズンを表します。
  • けん制死とは?けん制死とは、一塁または三塁にいる走者が投手からのけん制に対し、戻れないままアウトになるプレーのことを指します。走者が次の塁を狙う際のリスクを伴います。
  • ブルペンとは?野球におけるブルペンとは、試合中にリリーフピッチャーが出場準備を行うためのエリアです。ここから投手が試合に登板します。

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