ソフトバンクと巨人、延長戦を制せず0-0の引き分け 王会長の思いを胸に戦った試合

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ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!! 12日に行われた日本生命セ・パ交流戦で、福岡のみずほペイペイドームにて、ソフトバンクと巨人が激突し、延長12回を経ても決着がつかず、0-0の引き分けに終わりました

この試合は、ソフトバンクの王貞治球団会長にとって、約3週間ぶりの観戦という特別な意味を持つものでした

白熱する投手戦

試合は、両チームの投手陣の奮闘によって白熱した展開となりました

エースピッチャー大関と巨人の山崎が互いに力投し、得点を許さない緊迫した試合状況が続きました

王会長は試合後、「両方とも(先発)ピッチャーがよかったね

大関もよかったけど向こうの投手(山崎)もよかったね」と、その腕前を評価しました

王会長の感慨

試合の終盤にはソフトバンクが二死一、二塁という好機を迎えましたが、巨人守護神のマルティネスに抑えられてしまいました

王会長は、「こんなに緊迫した試合になるとは思わなかったよ

両軍とも死力を尽くしてというところだったね」と地点での苦笑いを浮かべつつも、選手たちの努力を称賛しました

巨人の盟友を悼む

東京に戻った王会長は、同じく巨人の伝説的選手である長嶋茂雄氏の訃報を受け取りました

長嶋氏は「ON」として知られるコンビであり、王会長にとって特別な存在でした

王会長は弔問のために長嶋邸を訪れ、告別式では弔辞を読み上げました

「長嶋さんは僕にとって特別な存在

2人にだけしか分からないものがあるからね」と、深い思いを語りました

未来への展望
試合後、王会長は次の対戦相手となる横浜DeNAについて、「明日からは横浜との試合か

頑張りましょう」と前を向いて話しました

交流戦では現在単独首位に立っており、今後も良い結果を期待したいところです

王貞治会長に笑顔の白星を届けるために、選手たちがどのような戦いを繰り広げるのか、引き続き注目が集まります

今回のソフトバンクと巨人の試合は、延長戦に突入し0-0の引き分けとなりました。王会長にとって盟友である長嶋氏の訃報を受け、感慨深い試合でした。選手たちの奮闘が印象的で、これからの交流戦での活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 交流戦とは?プロ野球におけるセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する特別なシーズンを指します。
  • 延長戦とは?規定のイニングが終了した後も同点の場合に行われる追加のイニングです。
  • 守護神とは?チームの最終回を任されるエース・ピッチャーのことを指し、特に重要な場面で登板します。
  • ジャイアンツとは?読売ジャイアンツの略称で、日本のプロ野球を代表するチームの一つです。

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