結果は、日本ハムがヤクルトに6-1で勝利、楽天が中日に4-0、そして西武が阪神に4-1で勝ち、ロッテが広島に5-4、オリックスがDeNAを4-2、ソフトバンクと巨人は延長戦の末、スコアレスドローとなった
日本ハム対ヤクルト
日本ハムはこの試合で快勝を収めた特に3回、二死一、三塁の状況で行われたダブルスチールは、二人の走者が同時に盗塁を試み、相手の隙を突いて得点を決める重要なプレーであった
その後、五十幡亮汰のタイムリーによって追加点を挙げ、試合を有利に進めた
投げては先発の北山亘基が8回5安打1失点(自責0)、14個の三振を奪う素晴らしいピッチングで4勝目を手にした
対するヤクルトは、攻撃陣が活気を欠いてしまった
楽天対中日
楽天はこの試合でも完封勝利を手にした3回、村林一輝が放ったタイムリーにより、先制点をゲット
その後、伊藤裕季也の来季初本塁打とゴンザレスの来日初本塁打などでリードを拡大
先発の岸孝之が7回3安打無失点の好投を見せ、交流戦通算25勝目を挙げた
一方で中日は、5安打無得点という結果に終わり、打線の不振が響いた
西武対阪神
西武は逆転勝利を収め、これで3連勝となった序盤1-1から、2回に長谷川信哉のタイムリーで勝ち越し、さらに4回には平沼翔太と西川愛也の連続タイムリーによってリードを広げた
先発の菅井信也が5回3安打1失点と好投し、今季5勝目を獲得
阪神は森下翔太の11号ソロで先制するも、その後は無得点に終わった
ロッテ対広島
ロッテは接戦を制し、勝利を手にした1-1で迎えた4回、ソトの7号2ランホームランなどで3点をリード
しかし、6回に同点に追いつかれるも、7回には寺地隆成のタイムリー内野安打で勝ち越しに成功
投げては高野脩汰が2回無安打無失点の好リリーフを見せ、今季2勝目を記録した
広島は6回に集中打で追いつくものの、森浦大輔が決勝点を許してしまった
オリックス対DeNA
オリックスは4回、廣岡大志のタイムリーで勝ち越し、その後6回にもディアスのタイムリーでリードを2点に広げた先発のエスピノーザが7回4安打2失点の内容で今季2勝目
DeNAは先発のバウアーが6回途中4失点で4敗目を喫した
ソフトバンク対巨人
この試合は延長12回まで戦ったが、結局0-0のスコアレスドローに終わったソフトバンクの先発大関友久は、9回で3安打無失点の素晴らしいピッチングを披露した
巨人も山﨑伊織が8回4安打無失点と好投を続け、中継ぎ陣も良い仕事を見せて試合は引き分けに
今季のプロ野球セ・パ交流戦は、各チームが一層の健闘を見せています。特に、日本ハムや楽天の強力な攻撃力と投手陣のパフォーマンスは互いに連携し、高評価を受けているようです。ただ、ヤクルトや中日のように振るっていないチームもあり、今後の巻き返しが期待されます。
キーワード解説
- ダブルスチールとは?二人の走者が同時に盗塁を試みるプレーであり、相手守備陣の隙を突いて得点を狙う戦術です。
- 完封勝利とは?相手チームに得点を許さずに勝利することを指し、ピッチャーの優れた投球力を誇示するものです。
- タイムリーとは?走者が得点に至る打撃のことで、その瞬間に打たれたヒットが得点に直結することを意味します。

