オリックスがDeNAを下し、トレバー・バウアーの苦悩が浮き彫りに

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(日本生命セ・パ交流戦、オリックス4-2DeNA、3回戦、オリックス2勝1敗、12日、京セラ)制球がままならず、本来の姿が影を潜めた

中5日で先発したDeNAのトレバー・バウアー投手(34)が、六回途中で来日最多131球を要し、8安打4失点、5四死球と精彩を欠いた

試合内容の振り返り

「とてもフラストレーションがたまる試合だった」とバウアーは語る

彼は試合中、弱い当たりが野手のグラブをかすめたり、ボールが間を抜けたりする場面が目立ったとし、特に一回には4番の杉本選手に外角高めの直球を捉えられ、右翼フェンスに直撃する先制の適時三塁打を浴びた

また、続く頓宮選手に対しては決め球のカーブに振らせることができずに三遊間を突破され、追加点を奪われる結果となった

バウアーの印象的な一言

試合後、バウアーは苦しい投球が続いたことを反省し「人間なのでそういう日もある」と淡々と語った

三浦監督も「ストライクとボールがはっきりしていた」と指摘し、彼の投球が不安定だったことに言及した

判定についての論争

試合は四回に起きた二盗の判定でも話題となった

無死一、三塁の場面で一塁走者の中川選手が盗塁を決め、リプレー検証後も判定は覆らなかった

この判定に対してバウアーは自身のX(旧ツイッター)アカウントで「明白な判定を見逃すなら、リプレーの意味はどこにあるのか」と投稿し、試合の流れが変わってしまったとコメントした

一方で、三浦監督は「リクエストして判定が出たので、それ以上のものはない」と冷静に語り、判定を受け入れる姿勢を見せた

今回の試合では、トレバー・バウアー投手の苦戦が目立ちました。チームの期待を背負って先発したものの、制球力や投球内容が不十分で、ファンの期待に応えることができませんでした。しかし、こうした日も投手としては避けられないものであり、次回の登板での反発を期待したいところです。
キーワード解説

  • トレバー・バウアーとは? 彼はメジャーリーグでの経験豊富な投手で、DeNAに在籍する助っ人選手。しかし、この試合では制球が乱れ、精彩を欠く投球を見せました。
  • 四死球とは? 四死球は4球(フォアボール)以上の死球(デッドボール)を合わせた用語で、投手の制球力が問われる指標です。この試合でバウアーは5四死球を記録しました。
  • リプレー検証とは? リプレー検証は試合中に行われる判定を扱う手続きで、プレイの結果が正しかったかを確認します。この試合では盗塁の判定がリプレーされました。

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