DeNAの林琢真が初のサヨナラ賞を受賞、家族の絆と共に成長する選手

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DeNA林琢真が「スカパー! サヨナラ賞」を初受賞

横浜DeNAベイスターズの内野手である林琢真(24)が、2025年5月度の「スカパー! サヨナラ賞」を初めて受賞しました

この受賞は、5月13日にNPB(日本野球機構)から発表され、トロフィーに加えて賞金30万円が授与されました

サヨナラ賞は、試合の最後に逆転打を決めた選手に贈られるもので、林にとって特別な意味を持つ賞となりました

林は受賞の喜びを語り、「今年は何としてもチームに貢献したいという強い気持ちでプレーしている

その成果がこの賞に結びつき、とても嬉しい」と述べました

特に、彼は自身初のサヨナラ打を放ったことを振り返ります

それは5月9日に行われた広島との一戦で、延長10回に同点の状況で代走として出場し、サヨナラ適時打を決めました

その瞬間には、チームメイトたちからの祝福やウオーターシャワーが待っていました

林の言葉には、特に家族の存在が大きな影響を与えていることが感じられます

「この試合を家族が見に来ていたので、特別な思いがあった

おばあちゃんが体調を崩していて、この試合が見納めになるかもしれないと言われていたので、打てて良かったと心から思っています

そして、去年亡くなったじいちゃんのためにも、必ずやると決めていた」と感慨深く語りました

試合後、林は家族と再会しましたが、その際のおじいさんの第一声が「これで(打率が)2割乗ったか」というもので、場は和やかになったと笑いながら説明しました

しかし、現在は下半身のコンディション不良に悩まされており、ファームで調整中です

「時間はかかっているが、今できることに集中している

早く1軍に復帰して、チームに貢献したい」との意気込みを示していました

林琢真選手の受賞エピソードは、プロ野球選手としての成長と家族の絆を深く感じさせるものでした。彼はサヨナラ打を決めることで、チームへの貢献を実現し、同時に家族の思い出にもつながっています。特に祖父の存在が彼の励みになっている様子が印象的でした。未来に向けた強い意気込みと共に、怪我からの復帰を期待しています。
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合の最終回に逆転の要となる得点をあげることで、チームの勝利を決定づける打撃のことを指します。
  • NPBとは?日本のプロ野球リーグを統括する団体で、日本国内のプロ野球チームを管理しています。
  • トロフィーとは?受賞や達成を記念するためにもらう賞品で、通常は金属や木材で作られており、特別な意義があります。

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