試合内容の詳細
青学大は4回の表、2死三塁の場面で中山凱内野手（1年＝専大松戸）が中前適時打を放ち、先制点を挙げた翌5回にも1点を追加し、2点リードで迎えた7回には1死三塁の場面で相手投手の暴投により1点を追加
一塁にランナーを置いて迎えた小田康一郎内野手（4年＝中京）が、左越えの2ラン本塁打を放ち、試合の勝利を決定づけた
小田選手の活躍
小田選手は試合後、「ホームランを狙っていい場面だった」と語り、2球目の変化球に対しフルスイングを敢行し、狙い通りの球を捉えた神宮球場で初めて逆方向への本塁打を放ったことに感慨深い様子を見せた
前日には、昨年のドラフト1位でロッテに入団したOBの西川史礁選手から励ましの電話があり、「もっと打てよ」と鼓舞されたことを明かし、強い意志でバッティングに臨んだ
目指すは3連覇
青学大は史上初の3連覇に向けて、一歩ずつ進んでいる小田選手は「大会前から一戦一戦大事にしようと言ってきた
あと2つで優勝というよりは、まずは明日勝って次の一戦に臨むことを考えています」と語り、冷静な思考を強調した
青学大の勝利は、大学野球界において特に注目されている選手たちが活躍していることを示しています。小田選手のように、ドラフト候補として前評判の高い選手が結果を残すことが、チームの士気を高め、ファンにも期待感を広げる要因となるでしょう。今後の試合展開にも期待がかかります。
キーワード解説
- 中前適時打とは？ - 野球の用語で、打ったボールが相手チームの内野手や外野手の手を超えて、外野に飛び、ランナーが得点する際のヒットのことを指します。
- 暴投とは？ - 投手が本来の投球コースを外れ、キャッチャーが捕ることができないような投球のことを言い、その結果ランナーが次の塁を進むことができる場合があります。
- 本塁打とは？ - 野球で打者が打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることで、打者が一周して得点を獲得することを指す用語です。
