巨人・赤星、今季ワーストの6失点も7回まで奮闘

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<日本生命セ・パ交流戦:オリックス-巨人>◇13日◇京セラドーム大阪 東京読売ジャイアンツの赤星優志投手(25)が、オリックスとの交流戦に先発登板し、7回を投げて6失点(自責5)で降板した

この試合で赤星は今季ワーストの成績を記録したが、試合終盤には粘りを見せた

試合の流れ

試合は京セラドーム大阪で行われ、赤星は序盤から安定した投球を見せた

初回、彼は先頭の宗に二ゴロ、次に中川を中飛に打ち取り、2死を奪った

しかし、3番の森には左前打を許し、4番杉本を遊ゴロで無失点に抑えた

2回も3者凡退に抑え、順調な滑り出しを見せたが、3回目でつまずいた

3回のピンチ

赤星は1点リードの3回に安打と2四球で1死満塁のピンチを招くと、森に右翼線への2点適時二塁打を浴びて逆転を許した

その後、杉本からの3連打や味方の悪送球が相次ぎ、この回で大量5失点を喫する

その後も4回には杉本の右前適時打で6点目を失い、苦しい展開が続いた

試合の盛り返し

それでも、赤星は5回から心機一転し、捕手を小林誠司(36)に代えることで粘りを見せた

7回までの3イニングでは1人の走者も許さず、完全投球に持ち込んだ

試合終了時点で、彼は今季最多の121球を投げ、先発投手としての責任を全うした

今季の成績
赤星は試合前時点で今季11試合に登板し、4勝4敗、防御率1.76という好成績を残していたが、今回の試合では失点及び自責点がともに最多となり、今後の彼の巻き返しに期待がかかる

今回の試合では、赤星投手が今季ワーストの失点を記録しましたが、試合を通しての投球内容には光る部分がありました。特に7回までは完全に抑え、次回以降に繋がる投球も見せています。今後の彼の復調に期待が高まります。
キーワード解説

  • 自責点とは?:自責点とは、投手が自分の投球によって直接的な理由で許した失点のことを指します。つまり、野手のエラーなどによる失点を含まない数字です。
  • 防御率とは?:防御率とは、投手が1試合当たりに許した得点(自責点)の平均を示す指標です。低い値ほど投手が好調であることを示します。

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