巨人、オリックスに逆転負けで4位転落 交流戦初戦4カード連続敗北

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◆日本生命セ・パ交流戦 2025 オリックス7―3巨人(13日・京セラドーム大阪) 巨人はオリックスに逆転負けを喫し、交流戦で初戦を4カード連続で落とした

試合は、初回に無死満塁のチャンスがあるも、1点を奪っただけで2回、3回にもノーアウトでチャンスを作るも無得点に終わった

この流れを掴むことができず、3回には先発の赤星優志投手(25)が4連続適時打を浴び、合計で5点を失う結果となった

これでオリックスには昨年から4連敗となり、この日の新人投手・寺西にプロ初勝利を献上する屈辱を味わうこととなった

広島が勝利を収めたため、巨人は4位に転落したが、首位・阪神とのゲーム差は4のままとなっている

連敗を避けたい巨人にとって、初戦で敗北したのは痛手だ

試合序盤に好機を生かせなかった巨人

この日もオリックス戦での連敗が続き、球団史上初となるオリックス相手の4連敗が記録された

敵地・京セラドームでは、相手ファンが大きく盛り上がる中、ベンチ裏へ戻った阿部監督は「(相手)先発ピッチャーの寺西君を立ち直らせてしまった感じですね」と悔しさを口にした

初回には泉口が先頭で出塁し、続けて丸が併殺打を打ったが、その間にも得点を先制

しかし、その後の攻撃では全く得点を上積みできず、2回の先頭の増田陸が左中間二塁打で出塁するも、その後無得点

3回には1死から吉川が左中間二塁打を放つも、同じく無得点

こうしている間に、先発の赤星は3回1死満塁から森に4者連続タイムリーを浴びるなど、5点を失う結果になった

寺西投手とは初対戦で140キロ台後半の直球とカットボールを軸とした投球を見せた

序盤は制球が定まらなかったものの、逆転を許した後の4回、5回はほぼ完璧に抑え込まれた

指揮官の阿部監督は「序盤に取るべき時に得点できなかった」と反省の弁を述べた

振り返ると、昨季のオリックス戦でも相手先発投手との初対戦で敗北を喫していたことが思い出される

特に、斎藤投手と佐藤投手にプロ初勝利を献上したのが印象的である

次の試合では宮城との対戦が控えており、昨年には1得点で敗れているだけに、屈辱を晴らす機会としたい

投打両面での課題が浮き彫りになるも、収穫もあった

6回には中山と大城卓が共に適時打を放つなど、いい結果も出ている

赤星も7回を投げ切ったものの、監督は「中継ぎが登板過多になっているから、長いイニングを投げてほしい」と期待を寄せた

次戦に向けて、14日、15日と連勝を狙い、本拠地東京ドームでの6連戦に臨みたいところである

今回の試合では、巨人がオリックスに逆転負けを喫し、連敗が続いていることが目立ちました。初回にチャンスがありながら得点を奪えなかったことが、試合の流れを変えた要因と考えられます。
キーワード解説

  • 交流戦とは?:プロ野球のセントラル・リーグとパシフィック・リーグのチームが対戦する特別なリーグ戦です。
  • 適時打とは?:走者が得点するために打者がヒットを打つことを指し、特に得点圏にいる選手が得点できる打球のことです。
  • 制球とは?:投手が投げたボールの軌道をコントロールすることを指し、狙った場所にボールを投げ込む技術を意味します。

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