広島・坂倉将吾が新境地を開く!指名打者としての活躍

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広島東洋カープは2025年6月13日、敵地エスコンフィールドで行われた試合で、パ・リーグ首位の北海道日本ハムに6対2で快勝しました

この勝利により、広島は貯金を3としてセ・リーグの3位に再浮上しました

この試合で特に目を引いたのが「6番・DH」として先発出場した坂倉将吾選手(27)の活躍です

坂倉選手は今季初めて指名打者(DH)で出場しました

指名打者は、アメリカンリーグおよび一部のリーグで採用されている制度で、ピッチャーの代わりに打撃のみに専念する選手です

坂倉選手はこの新しい役割に対し、「あまり違和感なく入れた

経験がないわけじゃないんで」と振り返りました

彼は4打数2安打1打点という結果を残し、2回には右前打を記録し、4回には153キロの速球を捉えた先制の適時三塁打を放ちました

相手の先発投手である伊藤大海選手(27)の速球を攻略することに成功し、チームの勝利に大きく貢献しました

坂倉選手は2021年に3割1分5厘という高打率を記録し、現在は打撃タイトル獲得を目指しています

しかし、今季は「投高打低」と言われる傾向が強く、セ・リーグでは打率3割の選手は中日ドラゴンズの岡林選手しかいません

坂倉選手は現在、打率2割9分であり、仮に規定打席に達した場合はリーグ4位に位置する可能性があります

興味深いことに、坂倉選手は今年、新しい「打席内の感覚」を得たと語っています

「今年は打席内で何かが気になったりとか、考えたりとかして、打席を迎える感覚がない

『とにかく振るしかない』という感じで(打席に)向かえています」と話し、いわゆる「無我」の境地でプレーしていることを示しています

彼はまた、ストライク・ボール判定にとらわれず、自分の狙い球に集中することを大事にしていると述べました

「それよりも仮にボール球だったとしても〝これ〟と決めた球を打ちにいくことが大切」と語り、選手としての成長を感じさせます

坂倉選手は最終的に打率3割を目指しており、「今はそれを考えることはないですが、最終的にその数字が残ればいい」と謙虚に話しています

彼の無垢な心構えと成長は、今後のシーズンにおいて大きな期待を寄せられる要因となるでしょう

今回の試合で坂倉選手が見せたパフォーマンスは、指名打者としての新しい挑戦を感じさせるものでした。彼の無我の境地での打席へのアプローチは、今後の試合でも輝きを放ちそうです。打撃タイトル獲得に向けた意欲も見受けられますし、その成長を見守るのが楽しみです。
キーワード解説

  • 指名打者とは?
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  • 打率3割とは?
  • 無我の境地とは?

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