日本ハム・レイエス選手、審判のリプレー検証でリーグトップのホームラン達成
6月14日、エスコンフィールドで行われた日本生命セ・パ交流戦において、北海道日本ハムファイターズのフランミル・レイエス外野手（29）が、3回裏の2死二塁の場面でリーグトップの14号2ラン本塁打を記録したこれまでの判定ではフェンスに当たり、適時二塁打とされていたが、新庄剛志監督が異議を唱え、リプレー検証が行われた結果、判定が覆った
リプレー検証の経緯
最初、レイエス選手の打ったボールは外野フェンスの最上部に当たり、グラウンドに戻ったと審判団が判断したため、適時二塁打になっていたしかし、新庄監督がベンチから立ち上がり、柵越えのホームランであることをアピールしたことで、審判団は協議を開始
リプレー検証が実施され、映像を解析した結果、打球は外野フェンスの青いラインに当たった後、上部の支柱に触れたことが確認され、ホームランと判定が変更された
特別グラウンドルールの適用
エスコンフィールドでは特別ルールが適用されており、外野フェンス上部の支柱に当たった打球がスタンドに入った場合は本塁打と見なされるこのケースでは、レイエス選手の打球がグラウンドに跳ね返ったものの、支柱に当たったことでルールが適用され、ホームランに変更された
特別グラウンドルールの要点
| ルール番号 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 打球がフェア地域の天井または鉄柱に当たった場合、ボールインプレイとなる |
| 2 | 打球が天井に挟まった場合、ボールデッドとなり、安全進塁権が与えられる |
| 3 | ファウル地域の天井に当たった場合、ボールデッドとなる |
| 4 | 外野フェンス上部の支柱に当たった打球は本塁打となる |
今後の展望
レイエス選手のホームランは日本ハムにとって重要な得点となり、今後の試合でのパフォーマンスにも期待が寄せられるまた、リプレー検証制度の重要性が再確認される結果となった
これにより、試合の公平性を保つためにも、正確な判定が求められる
レイエス選手がリプレー検証を経てホームランを記録したことは、審判の判断を見直す重要性を示しています。このような制度の運用によって、試合の公平性が維持されることは、選手やファンにとっても大切な要素です。今後もこのような検証が活用され、より正確な判定が行われることが望まれます。
キーワード解説
- リプレー検証とは？：試合中に審判が判定を見直すために行う手続きで、技術の進歩により映像を用いて行われる。
- ホームランとは？：打者が打ったボールがフェンスを越えてスタンドに入ることで得られる得点で、通常は1得点または2得点をもたらす。
- 特別グラウンドルールとは？：特定の球場において適用される特殊なルールで、外野フェンスの構造や球場の特徴に合わせた規定が設けられている。
