試合は日本ハムが5-0で勝利し、細野の活躍もチームの勝利に大きく貢献した
初回から投球が安定しており、特に4回までは無安打6奪三振無失点という素晴らしい内容だった
5回には広島の8番打者石原に対して、走者を二人抱えていた状況で遊撃手ゴロの併殺にしてピンチを切り抜けると、続く9番矢野も149キロのストレートで見逃し三振を奪った
このように細野は冷静さを保ちながら、相手の攻撃を受け流すことができた
細野は、今回の登板前に女房役だった進藤が2軍に降格した影響で新たに郡司が捕手に入ることになった
そのため、スコアラーから渡された「細野のトリセツ」というA4用紙をもとに、郡司は最適な配球を考えた
細野自身も郡司に感謝の意を表し、「初回初球が外れた後、カットボールで流れをつかめた」と登板の流れを語った
この勝利により、細野は日本ハムの先発投手として9人目の白星を追加した
リーグ戦再開に向けて、細野の活躍はチームにとって大きなプラス材料となる
前回の登板では4回1/3を投げて7四球を出し、4失点と良くない結果だったが、その後の心の切り替えや外見のイメージチェンジも自信に繋がったようだ
新たに訪れた勝利の瞬間こそが、9年ぶりのリーグ制覇への大きな一歩となるだろう
細野晴希(ほその・はるき)は2002年生まれで、東京都八王子市出身
幼少期から野球に親しみ、東海大菅生中学校から始まり、さらには東洋大学では1年秋からリーグ戦に登板し、数々の実績を積み上げてきた
23年のドラフトで日本ハムに指名され、期待の若手選手として急成長を遂げている
細野選手のプロ初勝利は、彼にとって非常に大きな意味を持つ試合であった。特に苦しい時期を経て、しっかりとした結果を残すことで自信を取り戻したことは、今後の彼の成長に繋がるだろう。また、新しい捕手との連携も良い結果につながったことが評価される。
キーワード解説
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