この試合は、岩貞にとって非常に厳しい結果となりましたが、長時間の接戦を経ての敗北は、投手にとっても難しいものがありました
試合の詳細
試合は、終始雨が降り続く中で行われ、阪神は早い段階で2点を先制しましたしかし、7回には3番手・桐敷投手が3失点を喫し、逆転を許してしまいます
9回には代打・糸原の押し出し四球で同点に追いつくも、延長10回、5時間10分にも及ぶ激闘の末、岩貞がマウンドへ上がります
延長戦の結果
延長10回に登板した岩貞は、先頭の小郷選手を左飛、続く村林選手を右飛に打ち取り、2死無走者の状況を作りますしかし、ここから小深田選手と黒川選手の連打を許し、2死一、二塁のピンチに
石原選手に対してカウント1-1から内寄りのスライダーを投じた結果、左前にサヨナラ適時打を打たれました
岩貞のコメント
試合後、岩貞は「これだけ長い試合で敗戦につながる投球をしてしまって申し訳ない」とコメント敗戦の責任を一身に背負い、後輩たちへの思いやりを見せました
阪神の苦境
この試合の結果、阪神は今季3度目のサヨナラ負けとなり、初の5連敗を記録しました特に楽天戦においては、23年からの連敗が6に達し、5試合連続の逆転負けは1976年8月以来49年ぶりという不名誉な結果となりました
| 試合日 | 対戦相手 | 試合結果 | 登板投手 | 失点 | 試合時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年6月14日 | 楽天 | 阪神 4 - 5 楽天 | 岩貞祐太 | 1 | 5時間10分 |
キーワード解説
- サヨナラ適時打とは?試合の終わりにおいて、相手チームが得点を決めて逆転勝ちをするヒットのことを指します。
- 逆転負けとは?試合中にリードを奪ったが、最終的には負けてしまうことを指します。
- 押し出し四球とは?満塁の状況で、投手が四球を与え、走者が本塁に生還することを指します。

