坂本はこの試合で2安打を放ち、NPB(日本プロ野球)歴代単独10位となる669度目のマルチ安打を達成した
試合の展開と坂本の活躍
この日、坂本は「7番・三塁」で先発出場チームは1-6で負けている状況の中、7回に先頭打者として打席に立った
増田陸選手が左翼線に二塁打で出塁すると、次の打席で坂本は相手先発投手・曽谷の直球を中前にヒットを放ち、得点の機会を作り出した
これにより、坂本は交流戦通算331安打に到達し、青木宣親(ヤクルト)の330を抜いて歴代3位となった
新たな記録への挑戦
9回には2死から右前打を記録し、交流戦通算安打を332に伸ばしたこれにより、歴代2位の鳥谷敬(阪神)の333安打まで「1」と迫り、NPB歴代単独10位のマルチ安打記録669にも到達した
坂本は次の目標として、667安打の川上哲治(巨人)に挑む形となっている
さらに高まる記録の期待
また、坂本は11日にも福岡ソフトバンクホークス戦で、初回に走者一掃の二塁打を放ち、その通算記録を463本に増やしているこの記録もまた、立浪和義(中日)の470本に迫る記録となり、注目が集まっている
記録保持者一覧
| 順位 | 選手名 | マルチ安打数 |
|---|---|---|
| 1位 | 張本勲(ロッテ) | 855 |
| 2位 | 野村克也(西武) | 759 |
| 3位 | 王貞治(巨人) | 736 |
| 10位 | 坂本勇人(巨人) | 669 |
キーワード解説
- マルチ安打とは?:一試合で2安打以上を記録することを指し、選手のバッティングの技術やパフォーマンスを示す重要な指標です。
- 交流戦とは?:日本プロ野球のセリーグとパリーグが対戦する特別なシーズンで、チーム同士の実力を試す貴重な機会です。

