試合の立役者は4番打者の近藤健介選手で、今季初の本塁打を放ち、チームに連勝をもたらした
近藤選手は、試合後のインタビューで「(ケガから)戻ってきて、チームに迷惑ばかりかけていたので」と述べ、自身のパフォーマンスに対する反省の意を示した
彼は開幕直後に腰の怪我を負い、約2ヵ月間離脱していたが、6月中旬に無事復帰した
最初の見せ場は4回表1死一塁の場面
DeNAの先発ピッチャー、石田裕太郎選手が投げた直球を完璧に捉え、右越えに2点本塁打を放つ
この本塁打は、近藤選手にとって明確な復帰の証であり、彼自身「久々すぎてよく覚えていない」と笑顔で振り返る
しかし、試合はその後、DeNAに逆転される
8回、近藤選手は流れを変える二塁打を放ち、右翼フェンスに直撃
これをきっかけに続く打者たちが連打し、さらに犠牲フライも飛び出して2点を入れ、ソフトバンクは逆転に成功した
試合前日には、小久保裕紀監督から、彼自身が腰痛を抱えていた経験をもとに、腰に負担が少ない打ち方や打席での心理面についてアドバイスを受けていた
「シーズン中に小久保監督と打撃の話をしたのは初めて」という近藤選手だが、「(ケガを)経験されている人の話なので、すんなり入ってくるものがあった」と、今回の本塁打は監督との「腰トーク」が生んだ成果となった
近藤選手は「今の数字は物足りないので、もっとチームに貢献できるようにしていきたい」と今後の抱負を語り、チームの中軸を担う選手としての意気込みを見せた
彼のエンジンがかかってきたことで、ソフトバンクにとっては明るい未来が期待される
今回の試合で近藤選手が見せたパフォーマンスは、本当に素晴らしかった。特に、試合の流れを変える二塁打は彼の今後のプレーに期待を持たせるものであり、腰の怪我から復帰した選手にとって大きな一歩と言えるだろう。小久保監督との対話も良い影響を与えたようで、今後の彼の活躍がますます楽しみになった。
キーワード解説
- 本塁打とは?:野球における本塁打は、打者がボールを打ち、フェンスを越えることで発生し、打者自身と塁上の走者が全てホームベースに戻って得点するプレーを指します。
- 腰の怪我とは?:腰の怪我は、選手がプレー中にしばしば負う怪我で、どのように運動するかに大きく影響を与えます。適切なリハビリやトレーニングが求められます。
- 監督とのアドバイスとは?:監督とのアドバイスは選手にとってとても重要で、経験に基づいた助言が選手のパフォーマンス向上を助けることがあります。

