ソフトバンク大野稼頭央、弟への熱いエールを送る
今年も高校野球の季節がやってきました福岡ソフトバンクホークスの大野稼頭央投手(20)は、鹿児島実業に在籍する弟・純之介投手(3年生)に熱烈なエールを送っています
大野投手は富士大学からプロ入りした若手選手で、これまでの成績からもその実力が証明されていますが、その実力を背負っている弟にも目を向けています
純之介は長男の稼頭央とは逆に右投げの投手です
昨年秋にはエースナンバーを背負い、九州大会の初戦では強豪の明豊(大分)相手に9回を1失点で完投勝利を収めました
大野はその成績を称え、「ポテンシャルで言えば僕より高い
明豊に完投した時はびっくりしました
僕は絶対できない」と笑顔で語りました
さらに、大野投手は普段から弟の試合を気にかけているとのことです
「秋の大会も春も速報を見ていました
親心ではないですが、ハラハラ、ドキドキしながら見ています
抑えた時は『お〜』ってなりますし、勝ったら『俺も抑えないとな』って勇気をもらったりします」と語り、兄としての温かい感情も見せました
大野自身は鹿児島県の離島、大島出身で、センバツ出場を果たした経験があります
最後の夏には決勝で鹿児島実業に敗れたものの、計6試合で49イニングを1人で投げ抜き、県立校を全国区に引き上げたことを誇りにしています
彼は当時を「めっちゃ悔しいんですけど、やり切った感もあって
今考えれば最後の相手が鹿実で良かったなと思います」と懐かしさを漂わせながら、回顧しました
今年の鹿児島大会は7月7日に開幕予定で、弟の純之介もベンチ入りをする予定です
大野は、「鹿実の伝統の中で自分らしさを出して、のびのびとやってほしいです」と弟の活躍を心から願い、甲子園出場に向けて期待を寄せています
大野稼頭央選手の弟・純之介選手へのサポートがとても印象的です。兄が弟を気にかけ、エールを送る様子は、スポーツの持つ家族の絆を感じさせます。弟の活躍によって兄にも刺激が与えられているのは、良い影響と言えるでしょう。また、大野選手のプロとしての成長と、弟への期待が重なり合っていることが伝わります。
キーワード解説
- 投手とは?:投手は野球においてボールを投げてバッターを打ち取る役割を担う選手です。
- エースナンバーとは?:エースナンバーは通常、チームで最も優れた投手に与えられる背番号で、その選手の重要性を示します。
- 九州大会とは?:九州大会は九州地方の高校野球の大会で、多くの強豪校が参加し、その結果が甲子園出場に繋がる重要な大会です。

