広島の育成選手・辻大雅が急成長、支配下登録に期待高まる

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広島東洋カープの育成選手、辻大雅(22歳)が驚異的な成長を遂げており、今シーズン中の支配下登録を目指してアピールを続けています

彼は二松学舎大付属高時代に春夏甲子園に連続出場を果たし、高校卒業時には投手として将来性を評価され、育成3位で広島に指名されました

辻選手は、高卒1年目の2021年に二軍で3試合登板し、その後の2022年には13試合に登板しましたが、故障や不調もあり防御率は5.84と振るわない成績でした

今年の春の登板では複数失点を喫しましたが、その後は見事な復活を遂げ、4月以降は11試合連続無失点を達成しています

特に彼のストレートは目を見張るものがあります

昨年は平均球速が140キロに満たなかったものの、現在は最速149キロを記録し、140キロ後半をコンスタントに計測

この伸び悩みからの回復は、彼の投球フォームの改善や体力強化が寄与していると見られています

辻選手は今季、イニング数を上回る三振を奪うなど、左のリリーフとしてチーム内での存在感を増しています

支配下登録の人数は現在68人で、全体の選手枠が限られる中、残り2枠を争うことになりますが、彼の成長が支配下昇格につながるかが注目されています

辻大雅選手の成長は、広島東洋カープにとって嬉しいニュースです。特に投手としての専門的な技能の向上が目立ち、若手選手の希望かつ支えとなることが期待されます。果たして彼が支配下選手に昇格できるのか、彼の活躍から目が離せません。
キーワード解説

  • 育成選手とは?育成選手はプロ野球チームにおいて、選手としての育成が目的で指名される選手のことです。支配下選手と異なり、年俸や契約内容が異なることがあります。
  • 防御率とは?防御率は野球における投手の成績を表す指標で、与えた失点を投球回数で割り、その数値を9倍したものです。低い防御率ほど安定した投球を行っていることを示します。
  • 三振とは?三振は、打者が指示された投球に対して打撃を行い、ボールを打ち返すことができずにアウトになる現象です。投手にとっては、一投球でバッターを退ける重要な成績の一つです。

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