セ・リーグ最新情報:入れ替えとファーム情報を振り返る
プロ野球セ・リーグにおいて、先週の選手の入れ替えおよびファーム情報が発表されました各球団の状況や選手の活躍に注目が集まります
阪神タイガース
阪神は、9日に石黒選手と岡留選手の出場選手登録を抹消しました代わって、翌日の10日に椎葉選手と富田選手が1軍に昇格しています
椎葉選手は12日の西武戦でプロ初登板を果たし、1安打1四球ながらも後続を断ち切り、無失点でデビューを飾りました
また、伊藤将選手は11日に今季初先発のために1軍昇格しましたが、試合には敗れました
それでも8回を無失点に抑える安定感を見せました
横浜DeNAベイスターズ
DeNAでは、抑え経験のある2投手がファームでの調整を続けています森原選手は今週2試合に登板し、両試合共に無失点
それに対し、桑原2軍監督は「じきに上がってくるのでは」と期待をかけています
山崎選手もイニングまたぎで好投し、状態を整えています
新加入の浜地選手も上半身のコンディション不良から復帰し、林選手と徳山選手も下半身のコンディション不良から復帰を目指して訓練を重ねています
広島東洋カープ
広島のドミンゲス選手が、19日にソフトバンク戦で1軍復帰を見込まれており、再来日後の調整を経て5日にはウエスタン・リーグのオリックス戦に先発しましたそこで3回3安打無失点を記録し、交流戦初登板への準備が整いました
一方、中継ぎとして13試合に登板していた鈴木選手は2軍で先発調整を行い、15日の同くふうハヤテ戦では4回4安打1失点と良好な結果を出しました
読売ジャイアンツ
巨人では、育成選手から支配下契約を勝ち取った選手が増えています9日に山田選手と鈴木大選手が契約し、13日には三塚選手も加わりました
山田選手は10日のソフトバンク戦に2番手で登板し、3回1失点の成績を残しました
三塚選手は14日オリックス戦でスタメン出場しましたが、打撃での成果はあまり出ませんでした
中日ドラゴンズ
中日では、160キロを超える右腕新外国人、ウォルターズ選手が14日に1軍に昇格しました守護神の松山選手は両リーグ単独トップの25セーブを記録しています
他の投手陣も清水選手、勝野選手、藤嶋選手と手堅い戦力が揃っていますが、マルテ選手がコンディション不良で離脱しています
斎藤選手は12日の2軍戦で実戦復帰し、無失点に抑えたものの、さらなる復帰が期待されます
東京ヤクルトスワローズ
ヤクルトでは、コンディション不良からファーム調整していたドラフト3位の左腕荘司選手が14日のロッテ戦で1軍復帰を果たし、1回を無失点で抑えました同じく13日のロッテ戦で8安打4失点を喫した奥川選手は2軍に再調整となっています
イースタン・リーグでは、14日の巨人戦で小川選手が3回2安打1失点、15日にはドラフト1位右腕の中村優選手が3回途中1安打5奪三振1失点の成績を残し、次回は1軍登板が見込まれています
各球団の選手の入れ替えや新戦力の活躍が注目される中、若手選手が登場し、ベテラン選手の復帰も期待されています。今後の試合でのパフォーマンスが注目され、ますます白熱したシーズンとなることでしょう。
キーワード解説
- 無失点とは?ピッチャーが試合中に相手チームに得点を許さなかった状態を指します。
- 支配下契約とは?育成選手が正式に1軍チームに昇格し、選手としての契約を結ぶことを意味します。
- 中継ぎ投手とは?試合中に先発投手が降板した後に投げる投手のことです。

