ヤクルト・中村優斗投手、待望の1軍デビューへ向けて意気込み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最速160キロを誇るヤクルトのドラフト1位・中村優斗投手(22)が、6月16日に1軍に初めて合流した

愛知工大出身の彼は、神宮外苑で行われた先発投手の練習に参加し、22日に予定されているオリックス戦での1軍デビューへ向けて順調に調整を進めている

プロ初先発に向けた意気込み

中村投手は自身のプロ初先発に向け、「まずは1勝したいという気持ちがある

勝利するイメージを持って挑みたい」と意気込みを語った

彼はこの試合で球界最年長となる45歳の左腕、石川雅規投手からの助言を胸に、1軍マウンドへの挑戦を心待ちにしている

先発練習での様子

登板を前に行われた先発投手練習では、助っ人右腕のランバートやアビラと軽妙な会話を交え、チームメイトと和やかなムードの中で順調に体を動かしていた

「現状の力でどれだけできるかというワクワクと、少しの不安がある」と心境を述べ、練習に励む姿には期待が膨らむ

受けた教えと今後の展望

中村投手は1月の新人合同自主トレーニング中に下半身を痛めてしまい、春季キャンプから2軍で調整を余儀なくされたが、ファームでの経験を生かして成長を遂げている

石川投手との会話から、勝てる投手の極意を学び、「ツーアウト満塁、フルカウントの厳しい状況で投げられる変化球を増やしていきたい」と意欲を示した

イースタン・リーグでの成績
イースタン・リーグでは8試合に登板し、防御率3.24の安定した成績を残している

15日の巨人戦では2回⅔を投げて1失点、5奪三振を記録し、自信を深めた

石川投手からも「変化球でカウントを取ることができ、真っすぐの制球も良い」とお墨付きを得ており、今後の活躍に期待がかかる

中村優投手は「1軍で力を出すために準備してきたので、それを出せれば結果はついてくると思う

チームを勝利に導けるよう頑張りたい」とコメントしており、今後の成長に注目が集まる

中村優斗投手の1軍デビューが間近に迫っていることは、チームにとって大きな期待となります。彼の能力と先輩からの助言を生かして、プロの舞台でしっかりと結果を出してほしいものです。特に、若い選手が成長し、チームに貢献できることはファンにとっても楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?プロ野球において、ドラフト1位で指名される選手は特に期待される選手であり、チームがその選手にかける期待度と重要性が高いことを示しています。
  • 先発投手とは?試合のスタート時にマウンドに立つピッチャーのことで、試合の流れや結果に大きな影響を与える役割を担います。
  • 防御率とは?投手が投げたイニングで、何点失点したかを示す指標であり、数値が低いほど優れた投手とされています。

SNSでもご購読できます。